Echo Night
荘厳な洋館にある、主人のいない書斎。
そこでバージルは、一冊の本を眺めていた。
所謂アルバムというものだ。
遥か昔に撮られたであろう、何枚もの写真がそこにはあった。
花の冠を戴き微笑む少女。
狐狩り用の乗馬服を着、馬に跨る老年の男。
ヴァイオリンとピアノの演奏に合わせ踊る男女。
そのどれもがこの屋敷で撮られたものらしく、バージルに由緒の正しさを雄弁に語っていた。
「あー、ったくよ。面倒な屋敷だな。」
ダンテは漸く開いたドアを前に、盛大な溜め息をついた。
バージルはアルバムを閉じ、本棚へと戻す。
次に窓の外に目をやれば、黒い薄絹を幾重にも重ねたような空が広がっていた。
そしてそこに浮かぶ紅い月。
陳腐な幻想小説にでもありそうなわかりやすい異変に、特に何の感慨も覚えない。
ここに来た理由もありきたりだ。
———紅い月が昇る夜、『異形のもの』達から自分達を守ってほしい。
屋敷の主から、そんな定型文のような依頼が舞い込み、バージルとダンテはここを訪れた。
聞くところによれば、この屋敷には不思議な言い伝えがあるという。
それは、紅い月が昇る夜、屋敷には『異形のもの』が現れるというもの。
『異形』と聞いて悪魔絡みかと勇んだ二人は、伝承にある紅い月の日に屋敷へと乗り込んだ。
しかしそこで、バージル達は飛んだ肩透かしを喰らった。
『異形のもの』とは、俗に言う『霊』のことだったのだ。
実態のある悪魔と違い、人や物の思念が変異した霊は、閻魔刀といえど斬り捨てることができない。
またこの屋敷の霊はあれこれ手を尽くして、自分の未練を晴らしてくれと迫ってくるから
今も破れた本のページを探せと、霊に図書室へ閉じ込められたばかりだ。
件のページは何かの譜面で、引出しの封筒からすぐ見つかった。
一つ一つは単純な作業でも、これを繰り返すとなると骨が折れる。
ダンテのぼやきももっともな状況だった。
「何ボーッとしてんだよ。」
バージルが窓から目を部屋へと戻せば、ダンテがひょっこりとドア向こうから顔を覗かせていた。
いつの間にか部屋を出ていたらしい。
「早く行こうぜ。」
バージルはさっとコートを翻すと、ダンテに応えて廊下へと足を向けた。
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廊下の壁には古めかしいランプが並んでいる。
揺れる炎に照らされたダンテが、ドアの前でじっと様子を伺っている。
「臭うな。」
ダンテはエボニーを構えてドアを背にすると、唇に人差し指をあて、しっ、とウインクした。
それは三日前、一緒に見させられたマカロニ・ウエスタンの主人公の猿真似で、バージルは遊ぶなと顎をしゃくって見せる。
勿論それは軽く流され、保安官気取りのダンテはドアノブに手をかけた。
幸い鍵はかけられていないようだ。
きぃ、と蝶番が音を立てながら扉が開く。
「手を上げろ!」
部屋の中へと銃を向け、ダンテは猿芝居を続ける。
「いいから退け。」
バージルはダンテを押し除け、部屋へと入った。
埃と微かな黴の臭いが混じった空気。
どうやら物置として使われているらしく、中に人の気配はない。
そこには様々なものが乱雑に収められていた。
大理石の
埃を被った品々は、ここに押し込めておくには些か惜しい物に思える。
それをこんな風に扱うとは、この館の主人は余程の無粋か。
はたまたそれを気にかける余裕すらない精神状態なのか。
いずれにせよ、碌な人間ではないのだろうとバージルは感じた。
「バージル、見てみろよ。」
部屋を物色していたダンテが、何か見つけたらしい。
バージルが呼ばれるがままにそちらへ行くと、少しスペースが開けた場所に出た。
窓からの光が差すそこには、一台のグランドピアノがあった。
艶やかな躯体は紅く照らされ、ともすれば三流ホラー映画の一場面にありそうな光景だ。
(このピアノ、どこかで———)
バージルが記憶を探るそのピアノは、まるでそこの空間だけ切り取られたように、奇妙な空気を纏っていた。
恐らくこれも紅い月の影響だろう。
バージルがどうしたものかと思案する前に、かこんという音がした。
ダンテが勝手にピアノの大屋根を開けたのだ。
「おお、中々ご立派じゃねえか。」
手際よく突上棒と譜面台を立て、ダンテは光沢のある側板を撫でる。
「綺麗なもんだ。塵一つついちゃいねえ。」
最早文句を言うのも馬鹿らしい。
バージルもピアノを改めるべく鍵盤蓋を開けてみる。
整然と並ぶ白と黒を軽く撫で、C4の鍵盤を叩けば、1セントの狂いもなく正しく響く。
鍵盤の深さやタッチの重さも問題ない。
なるほど、これはおかしいとバージルは納得する。
埃だらけの部屋に放置されたピアノの、『あるべき姿』ではないのだ。
「…………」
バージルにはもう一つ、心当たりがあった。
(もしこのピアノが『あの写真』の通りなら、『あれ』もここにあるはずだ。)
記憶を頼りに、バージルは目当ての物を探すべく部屋を見渡した。
部屋の奥。
夜の暗がりの向こうに、『それ』はあった。
壁にかけられた一挺のヴァイオリン。
ピアノ同様、磨き上げられたばかりと見紛う姿は、異質な空気を纏っていた。
徐に手に取ると、ちり、と指に何かが伝う。
やはり、とバージルが確信した瞬間、ドアに赤いオーラが渦巻いた。
「またかよ!」
ダンテの言う通り、『また』、バージル達は部屋に閉じ込められたのだ。
お約束と言っていい流れに、ダンテはがっくりと項垂れる。
「………で、今度はどいつのご指名だ?」
かったるい、と全身で表現しながら、ダンテは部屋を見回している。
一方バージルは早速目星をつけ、再度ピアノに触れて確かめた。
やはり指先に、痺れに似た感覚が走る。
「これだ。」
「あん?」
「この霊———楽器だ。」
バージルはヴァイオリンとピアノを手に続ける。
「ここで朽ちる前に、最期に音を奏でたいと。そんなところだろう。」
バージルは迷うことなく
バージルはヴァイオリンを手にした時から、そこに弓があることを知っていたのだ。
「へえ、そのヴァイオリンが教えてくれたってとこか?」
バージルが視線で応えれば、ダンテも得心し口笛を吹く。
そしてダンテ自身もピアノの前の椅子を引き、どかりと座って肩を鳴らした。
「ま、そういことならやってやるさ。でもどうする?どうせお前はやっつけのクラシックアンサンブルなんざお気に召さないだろ?」
にぃっ、とダンテは笑う。
「ならジャムセッションにしようぜ。『あの曲』なんかどうだ?あれならお互い勝手がわかる。」
ダンテの言う『あの曲』とは、まだ幼かった頃、戯れに二人で作った曲だ。
ジャズやポップスの気に入った曲をごちゃ混ぜにした代物。
アップテンポなのは、速弾きを褒められたダンテがそうしたいと譲らなかったからだ。
肝心の出来といえば、世辞にもいいとは言い難い。
しかしダンテはいたく気に入っており、レッスンの合間によく弾いていたし、バージルもそれに巻き込まれていた。
「なあ、いいだろ?バージル。」
どうせダンテの癖などわかりきっている上に、仕事でそこまで曲にこだわるバージルではない。
特に問題は無いだろう、と結論はすぐに出た。
「構わん。」
「よし、決まりだ!」
ダンテは肩を軽く回すと、ピアノの椅子へとどすんと座る。
こきこきと指を鳴らすと、ショパンやラフマニノフを数小節試弾した。
軽く聞く限り、そこまで腕は鈍っていないらしい。
バージルもブラームスとバッハをいくらか試奏する。
得体の知れない力が働いているとは言え、音も感覚も名門と呼ばれたこの家に相応しい名器だ。
なるほど、これは忘却の果てに打ち捨てられまいと無念を抱いてもおかしくはない。
バージルは小さく感嘆する。
「バージル、もういいか?」
顔を上げれば、譜面台越しにダンテが手を振っていた。
いつの間にか手袋も外されており、それなりにやる気なのだと察せられる。
バージルは軽く弓を振り、是の意を送った。
ダンテは音だけのキスを投げつけると、黒と白に指を這わせ、艶やかな笑みを浮かべる。
「———さて、遊んでくれよ?『オニオチャン』」
カウント無く始まった、
スタッカートの撃鉄に打たれた夥しい
———また始まったな。
バージルはゆったりとした動作で構え、弓をそっと弦に乗せる。
手綱はダンテになどはなく、あくまでバージルの手にあるのだから。
弓を弦に沈め、抜刀の如く一気に弾く。
併せて視線で射抜いてやれば、ダンテは惚けたように目を逸らす。
そしてそそくさと
「いい子だ。」
可能な限り柔らかい声で揶揄してやれば、ダンテは唇を尖らせる。
子供じみた仕草は見苦しくもあり、また懐かしくもあり、バージルは瞼を僅かに下した。
このヴァイオリンとピアノは、あのアルバムの写真に写っていたものだろう。
ある時はヴァイオリンが狐狩りの老人の心を慰め。
またある時は花冠の少女がピアノを奏で。
そんな過去の華やかかりし日々を、この音色で彩っていたのかも知れない。
だがこの屋敷には、ヴァイオリンとピアノにあわせて踊る人間はもういない。
過ぎし日々はもう戻らないというのに、それでもこの老いた楽器達は、再び奏でられることを夢見ていたのだろうか。
栓の無い思いを巡らせるバージルは、とある『音』を思い出す。
レッドグレイブの家で暮らしていた頃。
母のエヴァから勧められ、試しにと習い始めたのがヴァイオリンだった。
悪魔としての力なのか、さほど苦も無く弾くことは出来たが、その音はどこか薄っぺらく、試行錯誤する内にその奥深さに魅了された。
そんなバージルを見て、ダンテは自分もやってみたいとエヴァに強請ってピアノを始めた。
ヴァイオリンではなくピアノなのは、バージルと同じ楽器は嫌だという理由と、ヴァイオリンよりも大きいからと言う理由からだ。
ダンテらしい考えの浅い動機ではあったが、連なる音の向こうの世界に、ダンテもまた惹かれているように見えた。
二人は時にどちらが上手いか競いあい、時にエヴァへ贈るための曲を練習し、ヴァイオリンとピアノを弾いていた。
その音色は洗練されたものではなかったが、バージルにとって数少ない人心地のする想い出だ。
その音は遠くに去って久しく、ついこの間までは、永遠に失われたものだと思っていた。
しかし奇縁とでも言うべきか。
思いも寄らなかった巡り合わせの末に、バージルは今、再びダンテとこの曲を奏でている。
「————………」
バージルは瞼を上げる。
それは気紛れ以外の何ものでもない。
バージルは
ダンテは一瞬戸惑ったようだが、すぐに合点し曲調を穏やかに一転させる。
それは書斎で見つけた本の一ページ。
恋人へ宛てた手紙と共に、封筒に納められた一枚の楽譜だった。
聞き覚えのない曲だ。
昔の流行歌か何かかもしれない。
いつのものかも定かでない、名も無き曲。
それはあのアルバムの写真の中で、人々の人生を綾なす調べだったのではないか。
バージルはそんな気がしていた。
(……馬鹿げた妄想だ。)
バージルはそっとダンテへと目をやる。
ダンテは何かを想うように視線を鍵盤へ落としていた。
ひょっとすると、バージルと同じ『妄想』に取り憑かれているのかも知れない。
(兄弟揃って、下らんな。)
譜面にあった、最後のフレーズが終わる。
「ダンテ。」
バージルが名前を呼べば、ダンテは弾かれたように顔を上げた。
目と目が合い、互いの心が交錯する。
先にあの『封筒の曲』に付き合わせたのはバージルだ。
それならダンテに、多少の『ご褒美』をやっても罰は当たるまい。
「———いいね、最高だ。」
ダンテは呼応し、
再び、激しい音の応酬が始まる。
静かだった曲調の反動と言わんばかりに、めちゃくちゃにアレンジされた音が飛び交う。
それはバージルなら受け止めるはずという、期待に満ちた音だった。
バージルはダンテが好みそうな派手なリズムで弦を鳴らす。
がたん、と音を立てて椅子が倒れた。
ダンテが満面の笑みと共に立ち上がったのだ。
楽しくてたまらない。
そんな風に鍵盤の上を踊るダンテに、バージルは不覚にも頬が弛緩するのを感じた。
しかしその時。
バツン、と大きな音が弾け、左の視野が突如欠ける。
E線が切れたと分かったのは同時だった。
「はっ!バージル、ジャムに
ダンテが笑うように、バージルの左目は弦によって爆ぜていた。
真っ赤な鮮血が頬を流れ、顎当てをしとどに濡らしている。
「どうする?弦を張り替える?それともスペアでも取ってくるか?」
言葉とは裏腹に、ダンテは鍵盤を走らせる手を止める気配はない。
安い挑発だ、とバージルは一瞥する。
「問題ない。続けろ。」
「そうこなくっちゃ!」
弦が一本無くなったところで、愚弟にあわせるのになんら支障はない。
バージルは欠けた視界をものともせず、黒檀の上に一層早く指を滑らせた。
急激に弦が弛緩を始め、音程がずれる。
異変に裂けた目元を痙攣させるも、バージル勘を頼りに音を強引にあわせ、旋律を更に加速させる。
「苦労してんな、バージル。もう少しゆっくり楽しんだっていいんだぜ?」
音の変化に気づいたダンテは、目に見えずともわかるほど、面白げに笑っている。
しかしバージルは余裕たっぷりと言わんばかりに、悠然としてみせた。
「甘えたいのか?それならもっと唆るよう、可愛らしくねだってみせろ。」
「けっ、言ってろ変態———」
ビシッと乾いた音がして、ピアノの躯体から白いものが飛び出す。
高音域の弦が切れたのだ。
「おいおい、こっちもかよ!?」
ダンテは舌を鳴らすと不満そうに一オクターブ下の鍵盤へと逃げた。
しかし。
「クッソ!!」
先程まで完璧な音階だったピアノは、全く調子外れの音を出したのだ。
「何だよ。満足したから、俺らはもう用済みってか?」
ダンテは鍵盤から手を離し、悄然と肩を落とした。
バージルの傷が癒え、視界が戻り始める。
未だ赤く染まった目で、バージルは漸くダンテの姿を捉えた。
しかしやっと見えたその顔は、まるでおもちゃを取り上げられた子供のようだ。
「………何笑ってんだよ。」
そうダンテに詰られ、バージルは初めて自分が笑みを浮かべていることに気づいた。
迂闊だったと口元を隠し、何事もない風を装うも、ダンテはじとりとこちらを見たままだ。
バージルは注意を逸らそうと、手にしたヴァイオリンをダンテへと差し出す。
「こちらも『あるべき姿』に戻ったようだ。」
錆が浮いた弦は切れ、あるいはだらしなく
バージルに従い激しくも優雅な演奏を披露していた名器は、今や見る影もなかった。
それはピアノも同じで、
その姿は見窄らしいが、どこか満ち足りたように穏やかで、バージルにはその
ダンテは未だ不満そうだが、ズカズカとバージルの元へとやって来ると、バージルの左頬をがしがしと擦った。
「……ちっ、もう治ってんな。」
ダンテはふん、と鼻を鳴らすと、血で汚れた手をバージルの服でわざとらしく拭く。
バージルがぐしゃっと顔を歪めると、ざまあ見ろとばかりに嫌な笑顔を浮かべた。
「はっ、好きなだけ笑ってりゃいいさ。それで?これで
「不満か?ダンテ。」
「そりゃそうだ。途中でお預け食らったようなもんじゃねえか。それに——」
もごもごと口を動かし、ダンテはあれこれ迷っているようだったが、遂に降参とばかりに口を開けた。
「………久しぶりだったろ。その、二人でやるのは。」
まるで耳打ちでもするかのように。
ダンテはそっぽを向いてそう言った。
バージルは一瞬虚を突かれたが、意味を理解すると吐息だけで笑った。
「つまり楽しかった、と?」
再び口を手で覆うも、喜色が滲んだ声までは隠せない。
しかし幸いにも今のダンテは、それに気付く余裕は無さそうだった。
「……そこまではっきりは言ってねえだろ。」
「ふん、あのあばずれきったピアノで、今更
「誰がアバズレだ。……あー、言うんじゃなかった。」
猫背になったダンテの頬を、バージルは振れるように撫でてやる。
「拗ねるな、ダンテ。」
「やめろよ。」
口ではそう言いつつも、ダンテはバージルの手を振り払わなかった。
ダンテ越しに見える窓の向こうに、煌々と輝く紅い月が見える。
その位置を見るに、まだ夜明けは遠そうだ。
「また遊んでやる。」
頬の手を滑らせ、ダンテの顎を指で掬ってやる。
バージルを見つめるその瞳は、疑い半分、期待半分と言ったところで、バージルは三度口元を隠す羽目になった。
———ぎい。
ゆっくりと木が軋む音がする。
誰に触れられることもなく、静かにドアが開け放たれた。
ドアを封じていたオーラは、いつの間にか霧散している。
既に次の『お呼び』がかかっているようだ。
「———だがまずは、仕事を終わらせるのが先だ。」
バージルが言い終わらない内に、その手からヴァイオリンが取り上げられる。
当然犯人は一人しかおらず、バージルはムッとしてその姿を目で追った。
バージルの視線が追いついた時、ダンテがピアノの屋根を下ろしていた。
「幕引きしたばっかりだってのに、忙しねえな。」
そう言ってダンテはヴァイオリンとピアノにキスをした。
「いい音だったぜ。安らかにな。」
ヴァイオリンをピアノの上に横たえ、ダンテはそこを離れた。
「行こうぜ、バージル。悪魔が出ねえってんなら長居は無用だ。早いとこ片付けて、ピザでも食いに出ちまおう。」
ばしんとバージルの背中を叩くと、ダンテはさっさと部屋を出た。
バージルは不満に目を据わらせたが、ダンテは気分良さげに鼻歌を歌い、屋敷の奥へと歩いていく。
勝手な弟だとバージルは嘆息し、いっそ別行動を取ろうかとも考えた。
しかし未だ紅い月が空にある以上、ここで逸れるのは悪手だと思い直す。
やむを得まい、とバージルは踵を返してダンテに続く。
部屋を出る瞬間、バージルはちらりと背後を見た。
紅い静謐の世界に、朽ちたヴァイオリンとピアノは佇んでいる。
バージルはそっと目を閉じると、ほんの僅かな時間だけ、ヴァイオリンとピアノへ祈りを捧げた。
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