幼き少女の恋の目指す場所
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
──数十年後
ダンッダンダン
パーン
「一本!三浦」
『「ありがとうございました!」』
時が経つのは早いもので加奈は大きく成長し綺麗な女性に花開いた。
成績も最優秀で剣道部部長を勤めていた
今日は加奈1人で何人かいる部員全員相手に試合をしていた。
剣道部は男女と別れて活動していたのだが…剣道部の男子達が剣道部女子の三浦加奈に週1回の加奈との試合をしていた日だった。
勿論今日も彼女に惨敗し力強い攻撃を受けただけで去っていった。
バッ
「察すが加奈!今日も切れ切れの交わしに力強い打ち込みだったよ!」
『!?─ま、真純!』
ニッコリと笑顔になり八重歯を見せながら私の肩に腕を回した。
真純が突然アメリカからこの帝丹高校に転校してきて自分の教室にきた時は驚いたものだ。
「しっかし、強くなったなぁ~こ~んなにちっちゃい頃の加奈は弱々しかったのに、あの時から急に変わり始めちゃってさぁ、あのイジメっ子の男共に恐怖を与えてたっけ。いや~懐かし~♪」
昔の頃を思いだし懐かしむ親友。
『そういう、真純こそ。蘭と会った時やり合ったんだって?相変わらずね♪そういう所。』
「だって、関東一だぜ。やり合ってみたかったからさぁ。それより早く着替えて帰ろうぜ!」
『そうね。』
着替え室で着替えていると真純が勝手に入ってきて私のボディを羨ましそうに見てきて、だいたいいつものように母さんも結構胸があったからこれからボーンと出てくる予定だから加奈に勝ってやると意地を張っていた。
───
「じゃあな加奈また月曜日学校で!」
『うん。バイバイ真純!』
真純が住んでいるホテルでいつものように別れた。
明日は休みで嬉しいことだけどそれよりも心待ちにしていた日だった。
明日私はFBIの者として働くことになっていたのだ。
今、日本で極秘で活動しているFBI捜査官達が使っている本部に行くことになっている。
本当はまだまだ先が経ってからFBIとして活動するのだけど、私の成績優秀さを拝見し、最年少でFBI捜査官になれたのだ。
『(本当に楽しみで眠れないかもね♪もう何十年も経っているけど、あれから秀一お兄ちゃ…秀一に一度も出会っていない。だから明日がとても楽しみだ。未だに大好きな貴方に出会える瞬間が…)』
可憐に笑顔が咲溢れながら私も家に帰宅した。
『(秀一…約束を果たすよ!)』