幼き少女の恋の目指す場所
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真純は秀一に強制退場させられ家に入っていった。
その後、秀一は加奈を自分の車に乗せてどこかへいく。
最近と言っていいほど免許を取り買った黒いシボレー1500cに少女が乗り喋り出す。
『わぁ~この車格好いいね♪加奈この車、気にいったよ!』
「そうか?よく分かってるじゃないか加奈。」
いつものように頭を撫でられて気持ちよさそうに目を細めた
「加奈…大事な話しがあるのだが…」
『うん?何?』
急に真剣な顔付きになった秀一お兄ちゃんに緊張した。
「俺、一週間後米国に行くんだ…多分もう日本には戻らないかもしれない。」
加奈は目が点になる
『米国って飛行機に乗って行った場所にある街だよね?…もう二度と会えないの?なんで?』
その質問に答えた彼
「俺はFBIになるからだ。」
『FBI?』
「まぁ、簡単に言えば警察官のようなものだ。だがほぼ海外での活動の仕事で日本には二度と戻って来れないようなものだ。」
加奈は話しを聞かされ言葉が出なかった。
大好きなこの人に二度と会えないかもしれないなんて… 加奈は泣きそうだったが
「加奈…寂しいか?」
『─ッうん。寂しいよ…ずっと秀一お兄ちゃんと居たいよ!』
とうとう溜まった涙が零れた。
そんな少女に秀一は
「なら…加奈もFBIになれば俺のそばにずっと居られるぞ?」
『!!加奈が秀一お兄ちゃんと同じFBIのお仕事の人になるの?』
そういった秀一に涙がとまり驚く
「ああ…だがFBIになるには強くなくてはならない。犯罪者を捕まえなくてはならないから自分を守る力と相手を追う体力等々の厳しい訓練を乗り越えなくてはならない。」
『─ッ…無理だよ…加奈には…』
「無理じゃないさ。今から少しずつ強くなっていけばいい。だんだんと大きくなれば強い心を得ることが出来る。加奈はやればできる子だろう?テストでもよく100点をとって俺に見せてくれたろ。だからなれるさ。加奈にその気があればの話しだが…」
秀一お兄ちゃんが加奈を信じてくれている熱い思いの言葉に何かが変わった
『…秀一お兄ちゃん、加奈絶対FBIになる!いっぱい勉強して強くもなって悪い人達を捕まえて立派な警察官になるから!だから…その時まで待っててね♪約束』
今ここで加奈の将来が決まった。
大好きな秀一お兄ちゃんと同じFBIになって一緒に時を過ごしていくことを
加奈は運転をしている彼に小指をたててアレをする。
秀一はニッコリと笑みを浮かべ右手を差し出し小指を同じように立て小さな小さなその指に絡ませた
指切り
ゲンマン
嘘ついたら
ハリセン1000本
飲ます
指切った!
決して忘れることはない。
幼き少女の約束