予想不可能こそが副作用
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シンとした空間で赤井は加奈が腰掛けいる椅子の前に来てしゃがむと救急箱を開き手際良く消毒していく
彼の大きな手平に私の小さな足が置かれている状態を自分は目にしながら終わるのを待つ
「…これで大丈夫だろう。」
『ありがとお』
手当てを終えると俺は加奈の横で椅子に腰掛けた
『…ねぇ、おどろいた?』
「あぁ…加奈が綺麗な姿からこんなにも可愛い姿になっているからな…」
『きゃわっ─きゃわいい!?///』
普段は綺麗と囁いてくれる彼から可愛いと言った言葉が新鮮で潤んだ瞳で赤井の顔を見上げる自分
「!!?──っ、そんな目をするな…//」
『??、ひょんなメ?』
上目使いで照れ顔を向けてきた加奈に俺の胸が高鳴った
だが本人は無意識だったのだろなんのことだが分かっていない
ピトッ
すると加奈は小さくなった手を俺の手の上に重ねた
『…もし、このままもとのすがたにもどれなかったら、わたし、しゅういちと…』
その小さな小さな彼女の手を俺の大きな手の中に優しく包み込んで握った
「くだらないことを考えているのだろう?お前の考えなど手にとるように分かる。」
『……でももしそうなら、しゅういちのそばにはいられない。』
「…そんなことどうでもいいだろう。例えどんな容姿だろうと加奈を愛している気持ちは変わりはしない」
『……クスッ─、やっぱりしゅういちはやさしいひとだね!でもまわりのひとからみたら、ロリコンにおもわれちゃうね?』
はぐれてしまわないように俺が守らなくてはならないし彼女が俺の事を気遣って離れていかないように…しっかりと俺の気持ちを伝えよう
その後ジョディがフリルが纏われたピンク色のワンピースに靴等の子供用を買ってきてくれた。
可愛らしいワンピースを着て2人に見せるとジョディは興奮に色んな衣服を着せ替え人形のように着てと頼んできたりした
秀一はよく似合っていて可愛いと言い頭をあの大きな手で撫でてきて私は俯き照れた素顔を見せないようにした
今の私は何も出来ないFBI捜査官のため夜遅くまで誰も使っていない部屋で本を読んだり部屋の掃除をしたりいつの間にか寝ていたりして今日の日を終えた
『ちゃて…そろそろかえらなきゃ』
小さくなってしまった諸条で歩く歩数が多く少し時間がかかったが出口にたどり着いた
「加奈なにやってるの!?1人で帰宅するつもり!今の状態をみたらわかるでしょ?今の貴女は危うい存在。これからは毎日、出勤・帰宅・お出掛けの時は何が何でも秀に頼むこと…いいわね!」
ジョディが私の状態にお約束条件をつけ遂行させようとした
「俺は構わないが?…」
「『しゅういち!/秀!』」
加奈とジョディの声がハモった
「…ほら、帰るぞ。」
『///…ぅん』
差し出された秀一の手に自分の小さな手を重ね外に出る
彼と私の歩幅はいつもと違うため秀一はゆっくりと足を前に出し私の歩くスピードに合わせてくれた
「クスッ今の2人はまるで、兄妹に見えるけど加奈と秀の間に生まれた娘って感じね!」
2人の後ろ姿を目にして思ったことを呟いたジョディ
加奈と赤井は彼の愛車が停めてある場所まで手を繋いだまま歩いていた
小さな子供が目にする世界はとても危険だったんだねといつの間にか忘れさられた記憶が蘇る
今日わたしが本部に向かう時に味わった恐怖
幼子から見る視界は死角がおおくいきなり障害物が襲いかかる
自転車に人混みを通る時の大人達の足
大人達の視界に小さな子供に気付かず何度も私はぶつかってしまった。
大きな建物等が自分を呑み込もうとする幻影を体験した感じ
とても怖かった
なんで忘れ去っていたんだろうね
みんな人生で体験した出来事なのに
だから大人達が守ってくれたから自分は生きていけたんだと思われる
だからジョディや秀一を目にした時、とてつもない安心感に見まわれたんだ…
今日から私が元の姿に戻るまで秀一が面倒を見てくれて有りがたいと感謝してる
すると秀一はずっと守ってやると、女性が更に惚れ込んでしまう魔法の言葉を告げられてしまった
『ありがとう…///』
翌日の朝…
元の姿へと戻っていた加奈だった
────────
「江戸川君…貴方アポトキシン4869の解毒薬を持ち出したでしょ?」
「…は?」
「とぼけないで。貴方以外誰が持ち出すというのよ!さぁ白状しなさい!!」
「お俺んじゃねーよ!?ほんとだって!!」
加奈が幼児化した真相は阿笠博士の家に寄った時、風邪ぎみだった加奈が勝手にひきだしにあったアポトキシンを風邪薬だと決め付け飲んでしまったために、アポトキシン解毒の成分が何も異常がない体内に服用されたため予想外の反応を見せたのではないかと仮説します?…
赤井にジョディ達と本来の仕事に戻り作業する加奈は灰原がコナンに未だに問い詰められていることなど知るよしもなかったのだった