予想不可能こそが副作用
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私はベッドの中でふかふかの羽毛布団でくるまって昨日の遅く深夜に就寝し今日朝日が差し込む部屋で目が覚めた
『っもう朝~?…』
のそりとゆっくりダルそうに体を起こすと寝巻きが乱れているようなのを感じとって寝起きのぼやけが残る目で身嗜みを見ると
『……ふぉえ?』
何故か長くなっている裾が自分の手足を隠し、これはサイズが大きい服を自分は身に纏っている状態
体部分もブカブカで 風通りがよく肌寒かった
そのまま両手の平を2つの膨らみにあてるとペタンと効果音が鳴ったのではないかと思い込むほど今の自分の胸の膨らみは鉄板の平たさだった
『………ふうえええぇぇ!!!ムッむむむ胸がァァァ萎んじゃったああああああ!!?』
ペッタンコの胸に悲鳴を上げた加奈だが、自分の身を改めて再確認すると異変は胸だけではなく身体が縮んでいたのだ
『…ひょれに、にゃんか舌がみゃわりにくい。』
もしかして自分幼児化した?
───────
「あっシュウ!加奈見かけなかった?貴女のこ・い・び・と♪」
日本で活動中のFBI捜査官達はどこかの建物でFBIの仮本部として仕事をしていた
FBI捜査官のジョディは同じ捜査官の赤井秀一に仲間の加奈…赤井の恋人の行方を彼に尋ねる
「ああ、俺も探したんだが見つからなくてな。電話もかけてみたが、出ないから今から迎えに行こうとしてたんだ。」
赤井も恋人の心配をし始め愛車で彼女の自宅へ向かおうした時ジョディに声をかけられたみたい
「…それは心配ね。私も一緒に行くわ!」
2人は建物から出ようと一階出入り口に行き出ようとした途端
ドンッ!
赤井の足にぶつかった衝撃と2人の耳に聞こえた、アッイタと可愛らしい女の子の声に視線を向けると尻餅をついた4歳の女の子を瞳に映す
「大丈夫?…ここに勝手に入って来ちゃあ駄目よ。立てる?」
まだ小さな子に優しく声をかけ手を差し出したジョディ
しかし女の子は俯いていた顔を上げると涙を浮かべ頬を赤くし…ジョディと少女に名前を呼ばれた
「え?何故私の名前を?」
「ジョディの知り合いの子か?…」
「いいえ、こんな子に会った覚えは…。?、貴女どことなく加奈に似ているような…」
ジョディが見ず知らずの子に名前を言われて戸惑うとその子の顔をよく見ると三浦加奈の面影がある事に気づく
すると女の子は視線をジョディから赤井に映すと突如としてブワッと溢れた涙でしゅういちと名を口を開くと今度は赤井が驚く
そして
『ヒクッ─ッふわぁああんん、ひゅういち~!!』
舌回らなぬ物で赤井の下の名前を泣き叫び彼の足にしがみつく女の子
これには2人は驚き戸惑う
彼は泣き叫びしがみつく女の子にどうしたものかと考えていると
「ちょ、ちょっと貴女なんで私達の名前を?」
ジョディは腰を落とし女の子の目線で問うとその子は加奈だよと言い返してきた
『わたし三浦加奈にゃんだよ!あちゃおきたら、ようじかしてたの!ここくるにょたいへんだったんだゃよぉ~!!』
と信じられない事を口走りまた泣きだす
「…どうも信じられんな。そんな夢物語はあるはずないだろう。……あの組織がこんな小さな子供を利用することで我々の隙を突こうとしているのかもしれない。」
「!?、でもあの組織がこんな幼子を使うかしら?こんな子にうまくことを運ばせれるわけないことぐらい彼らは理解しているはずよ!」
急に目の前で仕事モードに入ってしまった2人に戸惑う
しかも2人は自分を今追っている黒の組織の者ではないかと疑っているではないか
それに気づいた加奈は
『─っしゅういちのばぁか!!きのうどんなわたしだろゆと、かわらずアイしてゆっていっひゃのにいぃ!!ゆびわだってもらったのに!!』
「なっ!!?」
そう昨日ついに赤井にプロポーズされ結婚指輪を贈られた事実は確かに2人だけしか知らない秘密
目を見開き女の子を見つめていると彼女の首にはチェーンに通された結婚指輪がつけられていた
「本当に加奈、なのか?」
『うん…そうだよ。』
誰もいない個室部屋で幼子になってしまった加奈に話を聞く赤井とジョディ
しかし本人はそんなことになった経緯みたいな物を思い出してみようとするが全く思い当たらないらしい
加奈の身は危険なため、今はここに居らせることにした
幼児化してしまった加奈をジェイムズとキャメルに知らせ見せた。
そしてこのことは4人だけの秘密になった
他の捜査官達にはジョディの遠い親戚の子を預かっているからと報告を告げたのだった
『おなかすいた。』
「朝起きてこんなことになってたら朝食なんて食べれなかったわよね。まず最初に食べ物に貴女の服装が必要みたいね?」
『うん、ようじかしたからきりゅふくがにゃかったから、ポンチョだけをかぶってるじょうたいとくつもはけないからはだしできたから…』
ガチャ
「救急箱を持ってきた…」
「じゃあシュウは加奈の足の手当てを宜しくね。私は食べ物と加奈の服を買って来ないといけないから」
ジョディが部屋から出ていき今は2人きりになってしまった