第3章 精霊達の使命
「まあ、他にも会わせたい…というか、会わせるべき人達はいるけど…しばらくは、マナのチカラをコントロールできるようになるまで僕らと一緒に修行しなくちゃならないから。
理由については後々知らせるから、3代目の皆、そのつもりでよろしくね」
「わかったわ、地味男!」
(じみお…だと…っ?!!)
あゆむの新たな不名誉称号、“地味男(じみお)”。
授与者、みほ。
「マナのチカラ………。ぼくも、コントロール出来るようになれるでしょうか……」
「そう弱気にならないで、ミンユーくん!
おそらくキミを鍛えてくれるであろうマオくんの強さと指導力については、カノジョのボクが超保証するから!あ、いちおタオくんも」
「おまけ扱いすんな、シアン!!
オレだって、やればデキる格闘家なんだからなっ?!」
「自分で強いと思っている者ほど、そうでもなかったりする」
「!!!!」
「タオよ、元気を出すのじゃ」
玉砕されショックでその場に崩れ落ちたタオの背中を、ヒミコがなで励ます。
「なんだか、マオさんとタオさんのやり取りって漫才みたいですね。見ていておもしろいです」
「でしょー、My子孫☆」
コルちゃんの言葉に、アダムがケラケラと賛同する。
(でもね、あれでもマオは…タオのこと、弟みたいに大切に思ってるんだよ?
口には出さないけど)
アダムは心の中で言った。
「さあ、明日から特訓開始です。明日に備えて、今日はもう休める方は休んじゃってくださいね」
普段どおりの穏やかな笑顔で、マナが告げる。
この一言から、3代目の精霊達の大仕事は幕を開けた。
理由については後々知らせるから、3代目の皆、そのつもりでよろしくね」
「わかったわ、地味男!」
(じみお…だと…っ?!!)
あゆむの新たな不名誉称号、“地味男(じみお)”。
授与者、みほ。
「マナのチカラ………。ぼくも、コントロール出来るようになれるでしょうか……」
「そう弱気にならないで、ミンユーくん!
おそらくキミを鍛えてくれるであろうマオくんの強さと指導力については、カノジョのボクが超保証するから!あ、いちおタオくんも」
「おまけ扱いすんな、シアン!!
オレだって、やればデキる格闘家なんだからなっ?!」
「自分で強いと思っている者ほど、そうでもなかったりする」
「!!!!」
「タオよ、元気を出すのじゃ」
玉砕されショックでその場に崩れ落ちたタオの背中を、ヒミコがなで励ます。
「なんだか、マオさんとタオさんのやり取りって漫才みたいですね。見ていておもしろいです」
「でしょー、My子孫☆」
コルちゃんの言葉に、アダムがケラケラと賛同する。
(でもね、あれでもマオは…タオのこと、弟みたいに大切に思ってるんだよ?
口には出さないけど)
アダムは心の中で言った。
「さあ、明日から特訓開始です。明日に備えて、今日はもう休める方は休んじゃってくださいね」
普段どおりの穏やかな笑顔で、マナが告げる。
この一言から、3代目の精霊達の大仕事は幕を開けた。