第3章 精霊達の使命
「いざとなれば、変身術で大人の姿になる事も可能だから平気平気^^」
「それを早くお言いなさい」
笑顔で対処してのけるアダムは、なかなかの強者だ。
「生きててよかったね、タオ」
「し…心臓に悪ィ…」
胸を押さえるタオの背中を、あゆむは苦笑しつつ撫でる。
「ところでご先祖様達はさ、あたし達をわざわざ探しに来てくれたのよね?
ありがとう!!」
みほが、ニコッと笑顔で先祖達5人にお礼を言った。
「わたし達もね、ご先祖様達に会うために旅をしてきたんです。
――これからやるべきコトは、天上界の方々に聞いてねって……。そう、伝来ハカセから言われまして。」
「ほう……さすがはあヤツ。お主達もわらわ達も、信頼されておるのだな」
ヒミコが、コルちゃんの言葉にどこか感心したように頷く。
「てなワケで、ご先祖の皆さん。マナの者としてわいらの出来るコトを教えてーな」
「まあ待てよ、そうあせるな。
お前達のこれからを決めるのは、オレ達の先祖、つまり初代マナの一族。
オレ達は、そいつらにお前達を探して連れてこいとだけ言われてんだ」
「初代マナ一族…ということは、1代目のマナの一族ですか?!あいやぁーっ!!」
ミンウが驚きの声を上げる。
「すばらしいっ、すばらしいです!!どんな人達なのかなぁ?」
「んー、あんま私らと変わらないよ?
でも、そんなに楽しみにしてもらえれば私らも連れていく甲斐があるってものだね」
「そうだね、チェンちゃん!
よぉしっ!!皆も待ってる事だし、さっそく今すぐ天上界行っちゃうかい?」
「わたくしは賛成ですわよ。」
アダムの持ちかけに、イルカが賛同する。
「りょうかーい、イルカちゃんっ♪
じゃあヒミコちゃん、天上界まで皆まとめて瞬間移動よろしくねっ」
「…仕方ないのう」
ヒミコが目を閉じ意識を集中すると。
一同はいつのまにか、厳かな大理石の神殿の中にいた。
「それを早くお言いなさい」
笑顔で対処してのけるアダムは、なかなかの強者だ。
「生きててよかったね、タオ」
「し…心臓に悪ィ…」
胸を押さえるタオの背中を、あゆむは苦笑しつつ撫でる。
「ところでご先祖様達はさ、あたし達をわざわざ探しに来てくれたのよね?
ありがとう!!」
みほが、ニコッと笑顔で先祖達5人にお礼を言った。
「わたし達もね、ご先祖様達に会うために旅をしてきたんです。
――これからやるべきコトは、天上界の方々に聞いてねって……。そう、伝来ハカセから言われまして。」
「ほう……さすがはあヤツ。お主達もわらわ達も、信頼されておるのだな」
ヒミコが、コルちゃんの言葉にどこか感心したように頷く。
「てなワケで、ご先祖の皆さん。マナの者としてわいらの出来るコトを教えてーな」
「まあ待てよ、そうあせるな。
お前達のこれからを決めるのは、オレ達の先祖、つまり初代マナの一族。
オレ達は、そいつらにお前達を探して連れてこいとだけ言われてんだ」
「初代マナ一族…ということは、1代目のマナの一族ですか?!あいやぁーっ!!」
ミンウが驚きの声を上げる。
「すばらしいっ、すばらしいです!!どんな人達なのかなぁ?」
「んー、あんま私らと変わらないよ?
でも、そんなに楽しみにしてもらえれば私らも連れていく甲斐があるってものだね」
「そうだね、チェンちゃん!
よぉしっ!!皆も待ってる事だし、さっそく今すぐ天上界行っちゃうかい?」
「わたくしは賛成ですわよ。」
アダムの持ちかけに、イルカが賛同する。
「りょうかーい、イルカちゃんっ♪
じゃあヒミコちゃん、天上界まで皆まとめて瞬間移動よろしくねっ」
「…仕方ないのう」
ヒミコが目を閉じ意識を集中すると。
一同はいつのまにか、厳かな大理石の神殿の中にいた。