第3章 精霊達の使命
「ま、とりあえず皆そろったコトだし自己紹介といこうぜ。
いちおー、お前らのコトは前もって知ってたけど…やっぱ、挨拶は基本中の基本だからな。
オレはタオ、格闘家だ。
スン・タオ(孫 涛)、美花区域出身な。外見年齢13歳。2代目だから実年令は1000歳だぜ」
中華風の少年が名乗った。
どうやら彼は、タオというらしい。
「あいやぁ、僕のご先祖様は、タオさんていうんですね~。よろしくお願いします」
「ああ、よろしくされてやるぜ!!明宇(ミンユー)!!」
ニコニコと握手を交わす先祖と子孫。
握手を交わすといっても、タオがミンウの手を握ってブンブンと振りまくっている状態だが。
「ミンユー?」
「ああ、ミンウ君の名前の、美花区域の言葉での呼び方だね。
改めましてみほ、僕は2代目ウォークマスターのあゆむ。先祖として頼ってくれると嬉しいな」
「うん、ありがとうあゆむ!
―――ところでさ……、なんであゆむはスキンにバンダナなんかしてるの?」
「い、いーじゃんっ。他人の髪型なんか、…どーでもっ!(言えるもんか、生まれつき砂漠地帯なヘアスタイルで恥ずかしいからバンダナで隠しごまかしてるだなんて………っ!!)」
そんなあゆむの苦労も知らず、みほは「そうね」とのんきに頷いた。
「なぁなぁ、わいのご先祖はどちらや?」
「ああ、私わたしー。2代目方角師のチェン・ミン(陳 明)です☆
美花区域出身の外見年齢13歳!タオとはボーイフレンド・ガールフレンドの仲だよ!」
「ほんまかいな?!自分らカップルやったんか!!」
「うっ…、よ、よけーなコト言うなよチェン!!」
「もー照れちゃって、シャイなタオだなぁ」
真っ赤になり吠えるタオをからかうように、おだんごヘアの少女――チェンは笑う。
見ただけでなんとなく、彼らの関係はカカア天下なのがうかがえるようだ。
いちおー、お前らのコトは前もって知ってたけど…やっぱ、挨拶は基本中の基本だからな。
オレはタオ、格闘家だ。
スン・タオ(孫 涛)、美花区域出身な。外見年齢13歳。2代目だから実年令は1000歳だぜ」
中華風の少年が名乗った。
どうやら彼は、タオというらしい。
「あいやぁ、僕のご先祖様は、タオさんていうんですね~。よろしくお願いします」
「ああ、よろしくされてやるぜ!!明宇(ミンユー)!!」
ニコニコと握手を交わす先祖と子孫。
握手を交わすといっても、タオがミンウの手を握ってブンブンと振りまくっている状態だが。
「ミンユー?」
「ああ、ミンウ君の名前の、美花区域の言葉での呼び方だね。
改めましてみほ、僕は2代目ウォークマスターのあゆむ。先祖として頼ってくれると嬉しいな」
「うん、ありがとうあゆむ!
―――ところでさ……、なんであゆむはスキンにバンダナなんかしてるの?」
「い、いーじゃんっ。他人の髪型なんか、…どーでもっ!(言えるもんか、生まれつき砂漠地帯なヘアスタイルで恥ずかしいからバンダナで隠しごまかしてるだなんて………っ!!)」
そんなあゆむの苦労も知らず、みほは「そうね」とのんきに頷いた。
「なぁなぁ、わいのご先祖はどちらや?」
「ああ、私わたしー。2代目方角師のチェン・ミン(陳 明)です☆
美花区域出身の外見年齢13歳!タオとはボーイフレンド・ガールフレンドの仲だよ!」
「ほんまかいな?!自分らカップルやったんか!!」
「うっ…、よ、よけーなコト言うなよチェン!!」
「もー照れちゃって、シャイなタオだなぁ」
真っ赤になり吠えるタオをからかうように、おだんごヘアの少女――チェンは笑う。
見ただけでなんとなく、彼らの関係はカカア天下なのがうかがえるようだ。