エピローグ~新たなる世界~

†後書き†
完結です!
長かったようで、短かったようで‥‥。
もとはこの“MANA物語”、過去にノートに描き溜めていた漫画を小説で書いてみたいといった思い立ちから始まったものでした。
子どもが主役ということで、おもいっきり賑やかにしたり、思い悩ませてみたりと、やりたい放題やらかしました。
笑って、怒って、泣いて、悩む。
それでも精一杯一人前になろうと、進もうとする。
“子ども”と言うと無力で小さい存在に聞こえがちですが、本来彼らは大人よりも生きる力に溢れているのではないでしょうか。
そんな事を書きたかったので、伝わっていたら嬉しいです*^^*
そして、悪魔側。
彼らの事も、登場して間もない頃から、最後どう幸せに導いてあげるかを考えていました。
悪役をただの悪役にしたくないだけに、何度表現に頭を悩ませた事か……ない頭の脳ミソは、完全に悪魔達のせいでシワが増やされたと思います(笑)
繊細で優しい心を持ちながら、認めてほしいあまり不器用な闘いをする。
ただひたすらに。
彼らはただ、大切な人と笑って暮らしたかっただけでした。
そんな彼らも、最後には、それぞれの幸福にたどり着けました。
チョルくんも地上から彼らを思い出しては、心を安らげていたと思います。
この物語は終わってしまいましたが、新たに生まれ変わったマナ一族達の物語はこれからです!
女神もエステレラも元サタン達も、空の上から微笑みながら見守っていることでしょう。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
大沼京子拝
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