第6章 戦士達の絆

「皆……。ごめん。」

ウェッジは、左手の甲で涙を拭った。

「オレも、強くなるから。がんばるから。いっしょに戦ってくれないか…?」

「もちろんだとも、ウェッ君。」

ローラは優しく微笑んだ。

「頼もしいです~。」

ルカも笑顔だ。

「もうひとりぼっちだなんて思い込まない事だな。次同じ事を言ったら……ファイアとサンダーとブリザド、どれがいい?」

「どれもイヤに決まってんだろ!クロの性悪男!」

ククロの言葉に、あははっとウェッジは声をあげて笑った。

それを見て、三人とも安堵した。

やはり彼は笑顔が似合う。

「…よし!私達ならできる!この蒼き星の為に四人で光の戦士がんばろう!」

「「「おー!!」」」

四人は、手を重ね合わせ士気を高めた。

この日、4つの魂の絆が深まった。
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