第5章 束の間のひととき
「あ、そういえばこれご存知ですか?古代人の末裔であるミシディア族とプレシャス族が揃う事によって封印が解ける神殿があるとか…。そこには究極の白魔法アルテマが眠っているのだとか。もし行かれるとしたら、ミシディア族はククロさんがいますけれど、プレシャス族は……。」
「ぼく、プレシャス族です……。」
ルカがそっと挙手した。
「それ、どこにあんの?」
ウェッジが質問した。
「それはわかりません。すみません、お役にたてなくて…。」
「充分だよ、ギード。君はすごい情報通だね。」
「そーそー、めっちゃ物知り!」
ローラとウェッジの言葉に、幾分かギード神父は救われたようだ。
「究極魔法アルテマか……。白魔法なら、ローラかルカが覚える事になるな。」
ククロが言った。
「それは、きっとルカだね。私にはわかるんだ。」
「どうしてですか?ローラさんだって、白魔法がお上手で…。」
「いいや、きっとルカだよ。私は白魔法ではルカに一歩及ばないし、黒魔法だってトディにはかなわないからね。器用貧乏なのさ。」
「でもローラは魔法剣が得意じゃん。弱いってことはねーと思うけど。」
ウェッジがフォローを入れた。
「ありがとう、ウェッ君。」
ローラは微笑んでお礼を言った。
「よし、次に目指すは究極魔法の封じられた神殿だ。どこにあるかはわからないけど、探せば見付かるだろう。」
ククロが言うと、ローラもウェッジもルカも意気込んで頷いた。
「ぼく、プレシャス族です……。」
ルカがそっと挙手した。
「それ、どこにあんの?」
ウェッジが質問した。
「それはわかりません。すみません、お役にたてなくて…。」
「充分だよ、ギード。君はすごい情報通だね。」
「そーそー、めっちゃ物知り!」
ローラとウェッジの言葉に、幾分かギード神父は救われたようだ。
「究極魔法アルテマか……。白魔法なら、ローラかルカが覚える事になるな。」
ククロが言った。
「それは、きっとルカだね。私にはわかるんだ。」
「どうしてですか?ローラさんだって、白魔法がお上手で…。」
「いいや、きっとルカだよ。私は白魔法ではルカに一歩及ばないし、黒魔法だってトディにはかなわないからね。器用貧乏なのさ。」
「でもローラは魔法剣が得意じゃん。弱いってことはねーと思うけど。」
ウェッジがフォローを入れた。
「ありがとう、ウェッ君。」
ローラは微笑んでお礼を言った。
「よし、次に目指すは究極魔法の封じられた神殿だ。どこにあるかはわからないけど、探せば見付かるだろう。」
ククロが言うと、ローラもウェッジもルカも意気込んで頷いた。