うさぎ「『！？』」






いきなりの双子先輩の登場に驚くと
私達の前にチラシを一枚渡してくれた







光「ここ、俺の母さんがオープンした新しい
エステ＋化粧品のお店！」


うさぎ「……化粧品……」


馨「化粧はまだ早いけどエステならして貰えるように
僕が母さんに言っとくから、行っておいでよ！」


うさぎ「でも…お金ないし……」


光「あぁ～いいよ、森羅の友達なら無料ってことでさ！」


『光先輩……馨先輩……』


光・馨「「(…見つめんなよ可愛いな！！)」」







先輩達の気遣いが嬉しくて感動していたら
環先輩が私の肩を優しく叩いて微笑んでくれた







環「森羅も一緒に行って来い」


『え？…でも』


ハルヒ「心配なんでしょ？うさぎちゃんのこと…」







二人の優しさに強く頷いた







『うさぎちゃん……行こう！！』


うさぎ「えぇ！？森羅ちゃん！！」







うさぎちゃんの手を掴んで皆にお辞儀をすると
そのまま玄関に向かって走っていった
















～Otafuku-ya ～







お店は全体的に紫が印象のお店だった
化粧品を見ているとうさぎちゃんが店員さんに





「あの…キレイになれば…まもちゃん
好きって言ってくれますか？」


店員「そうねー、見た目が変わればまもちゃんさんも
きっと好きだと言ってくれるわ！男なんて皆そんなものよ！」


『(そんなこと…)』






今の店員さんの発言に驚いていると






うさぎ「違うわ！まもちゃんそんな人じゃないもん！！」






二人のやり取りにお客さんがヒソヒソ言いながら
お店から出ていってしまった


怒った店員は顔に粉を振るうと化け物に変身してしまった






うさぎ「げげ～！？何者だあー！！」


『！？うさぎちゃん！！」







いきなりの敵に驚いているとルナちゃんが
敵の顔を踏みつけ敵を転ばした






ルナ「うさぎちゃん！森羅ちゃん！
あいつは敵よ！？変身して！」


うさぎ「ムーン・クリスタルパワー・メイクアップ！！」


『アースプラネットパワー・メイクアップ！！』