Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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『(どうしてこの子が銀水晶を知ってるの!?)』
いきなりの出来事にビックリしていると
「このピストルは本物よ…"幻の銀水晶"を渡さないなら…」
カチ
衛「『!!!!』」
ぱぁん!!!!
地場先輩はピンクの髪の女の子を抱き上げてくれて
私はうさぎちゃんを引っ張ったけど
うさぎちゃんは既に気絶していた
衛「なんだ、おもちゃじゃないか…ってちょっと待て!」
『地場先輩!私が女の子追いかけるので
うさぎちゃんをよろしくお願いします!!』
地場先輩にうさぎちゃんを預けて女の子を追いかけた
何故か一人にしちゃいけないと思ったから
*~**~*
女の子は近くの公園のブランコに乗っていて
その後ろ姿は寂しそうだった
『こんにちは!』
「!?…あんたはさっきの……何の用よ」
『心配だから追いかけて来ちゃった!
…ねぇ、あなたのお名前教えてくれる?』
「さっきも言ったわ…あたしはうさぎよ!」
『…うさぎ以外にも他に名前呼ばれてない?』
女の子は俯きながら、私に答えてくれた
「……………………ちびうさ」
『え?』
「……あんたもバカにするんでしょ……」
女の子は泣きそうな顔をしていたから
私は笑顔で首を横に振った
『どうして?そんな可愛い名前なのに?』
ちびうさ「……可愛い?」
『うん!そのふわふわのピンクの髪も赤い綺麗な目も
みんな可愛いよ!
私もちびうさちゃんって呼んでいい?
私、藤岡森羅て言うの!好きなように呼んでね?』
女の子は小さく頷いてくれて
『…ちびうさちゃん、どんな経緯があったかわからないけど
うさぎちゃんをビックリさせたのは事実だから
一緒に謝りに行こう……ね?』
私が微笑んで手を差し出すと、ちびうさちゃんは
頷いてくれて私の手を握ってくれた