Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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*第一話*ちびうさ
地球からはるか遠く離れた黒い惑星 ‘‘ブラック・ムーン’’
その星はゆっくりと地球に向かっていた
「幻の銀水晶の反応を捉えた?
でかしたぞサフィール…………ワイズマン」
銀髪の美しい男プリンス・デマンドがそう答えると
不気味なフードを被った顔の見えない男が現れる
ワイズマン「我らに災いを持つ石…まやかしの石
幻の銀水晶を手に入れよ…一刻も早く」
デマンド「ーーーそう、そうして手に入れ叩き潰す
我らの壮大なる歴史の再生のために」
空は快晴、風が心地よく
池には白い蓮の花が咲いている
ピアノの練習に向かうため歩いていた私、藤岡森羅は
穏やかな日常に安心していた
そして
『(!……うさぎちゃんと地場先輩だ………)』
前世の思い人同士だった二人は
いくつもの試練を乗り越え
今恋人として人生を歩んでいる
『…よかった……幸せな二人が見れて』
邪魔しちゃいけないと思って歩きだそうとしたら
空が一瞬にして輝くといきなり爆発した
そして空から女の子が落ちてきて
見事うさぎちゃんの背中にヒットすると
女の子は地場先輩に抱きついていた
『!?うさぎちゃん大丈夫?』
うさぎ「森羅ちゃん!?っていたぁ~い!!」
うさぎちゃんの背中をさすっていると
地場先輩に抱きついていた
ピンクの髪をおだんご頭にしている女の子が振り返った
『!(あれ……この子……誰かに似てる?)』
そう思っていた時、うさぎちゃんがその子に怒鳴っていた
うさぎ「あなたいったいどこの子!?」
「私はうさぎよ」
「「『うさぎ!?』」」
「あんたこそ誰?何であたしと同じおだんご頭なの?
」
うさぎ「"うさぎ"はあたし月野うさぎよ!!」
そう言ったうさぎちゃんに、ピンクの髪の女の子が
うさぎちゃんの額にピストルを当てていた
「月野うさぎなら"幻の銀水晶"を持っているはずよ出して!
渡しなさい!さぁ、早く!!」