＊最終話＊






ムーン・スティックの上で輝き続ける銀水晶に
クイン・メタリアはびくともしない






ﾀｷｼｰﾄﾞ仮面「セーラームーン！！
迷うな祈れ！！力を込めろ！！」


『(大丈夫よセーラームーン……自分を…皆を信じて？)』


ﾑｰﾝ「(ーー負けない！！！！)」







もっと強い力を

偉大なる月の力を







ﾑｰﾝ「みんな……私に力を……貸して！！！！」


ﾀｷｼｰﾄﾞ仮面「！？(この白い光は…)」







天空には幻の銀水晶にも負けない、光輝く月が現れた






メタリア「ーーおお！この強い輝きとパワー！
これが私が探していた真の力だ！！」







メタリアが手を伸ばそうとするが
その輝きの力で近付けない






ﾑｰﾝ「消え去りなさい！！この聖なる光で！！」






セーラームーンが叫ぶと
銀水晶の光がメタリアの急所の額を貫き
メタリアは塵となり消えていった