Act.1 ダーク・キングダム編(完結)
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~港区立十番病院 ~
全員が急いで森羅の病室に行くと
ベンチに腰掛け項垂れている
ハルヒの父親"涼二"ことオカマバー勤務"蘭華"が
ハルヒに気付き駆け寄る
その顔は涙でぐちゃぐちゃになっていた
蘭華「ハルヒ!!」
ハルヒ「お父さん!!」
蘭華は我慢出来ずハルヒに抱きつくと
周りを気にせず泣き叫んだ
蘭華「何で!?どうして…っ…どうしてあの子が
あんな目に……っ!!」
蘭華を連れて一緒に病室に入ったハルヒやホスト部は
目の前の光景に言葉を失う
ハルヒ「……森羅?」
自分の目の前で寝ているであろう森羅は
頭に包帯を巻き酸素マスクをつけて
両腕には点滴が繋がれ輸血もしている
胸には心電図が貼られ、心電図の音が虚しくも
森羅が生きている証拠だと教えてくれた
蘭華「私が来たときには…もうこんな状態で…
今夜が山だって!!つっ…そんな事、言われたって…」
蘭華がハルヒに掴まりながら崩れ落ちると
病室に来た看護師に連れられ部屋を出て行った
馨「…こんなのって……」
ハニー「…ぼくとたかしが、タキシード仮面を
ちゃんと捕まえてれば……」
モリ「……こんな事にはなっていなかった」
環「先輩達のせいではありません!…先輩達は……悪くない」
鏡夜「…………」
光「くそっ!!!!」
近くの壁を蹴りあげた光の顔は、酷く歪んでいた