Another story ~鏡夜編 告白~
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あれから二週間
ホスト部は今日も楽しく営業していたが
その場に森羅の姿はなく
鏡夜の告白以降、森羅はホスト部に来ていなかった
しかし鏡夜はそれを気にしていないのか
ホスト部に来てくれた姫達に笑顔で接客をしていた
環「ハルヒ…森羅は今日も来ないのか?」
ハルヒ「昨日も明け方まで何か考えていたようです
今日は学校休みだから来ると思ったんですけど…」
ハニー「まだ鏡ちゃんに会うの気まずいのかな?」
モリ「…かもしれない」
光・馨「「…………」」
とうとうホスト部の営業も終了してしまって
皆が帰り支度をしていた時
扉が開く音に全員振り向くと、森羅が立っていた
環「森羅!?遅かったではないか!」
『すいません…作るのに時間がかかってしまって』
光「作るって…」
『あの……鏡夜先輩と二人にさせて頂けませんか?』
鏡夜「…俺はかまわないが」
環「了解した!みなのもの撤収~♪」
双子・ハニー「「「はーい!」」」
モリ「…………」
ハルヒ「森羅、後でね?」
『…うん!』
扉の閉まる音が、より音楽室の静けさを主張させた
鏡夜は腕を組み森羅を見つめていると
俯いていた森羅はゆっくり顔をあげて鏡夜を見上げた
『長い間…ホスト部に顔を出さないですいませんでした』
鏡夜「…………」
『…お返事をする前に、聞いて欲しい曲があるんです』
鏡夜「聞いて欲しい曲?」
『はい…』
森羅はピアノに手書きの楽譜を並べ
ゆっくり深呼吸をすると鍵盤を見つめ演奏を始めた