Another story ~鏡夜編 告白~
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無我夢中で廊下を走っていた森羅の腕を光が捕むと
直ぐに馨と環、少し遅れたハルヒは
苦しそうに息を切らしていた
光「…森羅」
『ごめんなさい皆さん!ご心配おかけてして
いきなりだったから…びっくりしちゃいました!』
環「森羅…」
馨・ハルヒ「「…………」」
森羅は泣きながら四人に笑顔を向けていた
ハルヒ「森羅…泣かないで?」
『ごめんね…っ、でもどうしてだろう…涙がたまらないの』
馨「…嫌なんだよね?鏡夜先輩と離れるのが」
『!』
光「馨…?」
痛いよ胸が…すごく痛い
鏡夜先輩が遠くに行っちゃう
もう会えなくなる
そんなの…
『嫌です…っ……嫌、だ』
ハルヒ「森羅…」
森羅の涙にハルヒは優しく頭を撫でると
環が優しく声をかけた
環「そうか…森羅は鏡夜の事が好きなんだな」
『…………』
環「…違うのか?」
先輩が遠くに…もう会えなくなる
いつも皆を見守ってくれてた先輩がいなくなる
私______
『…はい…好きです…っ、鏡夜先輩が』
光・馨「「…………」」
『…でも…もう、会えなくなっちゃう』
馨「…会えなくなると好きじゃなくなるの?」
馨は切なそうにでも優しく森羅に微笑んでいた
馨「森羅はさ…会えなくなったら
嫌いになるの鏡夜先輩の事?」
『…っ、そんな事はありません!』
環「なら大丈夫だ!」
環は微笑むと優しく森羅の頭を撫でた
ハルヒ「遠く離れたら…誰だって寂しいよ
でもさ、会えないからって嫌いになったり
出来ないんじゃない?」
『!!』
そうだよ
会えなくたって
私が信じていれば
私が会いたいって思っていれば
いつか必ず会えるから