Act.6 セーラー・スターズ編2(完結)
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ハルヒ「…この前屋上で変な敵に狙われてたよね?
あれって森羅の何を狙ってたの?」
『!』
ハルヒの言葉に顔を俯かせた森羅だったが
すぐに顔をあげるとハルヒを優しく見つめる
『…私のスターシードを狙ってたの』
ハルヒ「!?…ねぇ森羅、最後に聞かせて!
スターシードを抜き取られたら…森羅はどおなるの?」
『…………』
先程の火球の姿を思い出し森羅は眉を下げると
ハルヒが安心するように微笑んだ
『…消えちゃう』
ハルヒ「…え?」
馨「森羅…?」
驚いた馨は森羅に近付くと
森羅は優しく馨とハルヒを見つめる
ハルヒ「…消えちゃうって…」
馨「意味が分からないよ…」
『…もうハルちゃんや皆さんとは会えなくなる』
ホスト「「!!」」
ハルヒ「そんなの駄目だよ!!」
『ハルちゃ!?』
ハルヒは勢いよく森羅に抱きつくと
ハルヒの頬には涙が流れていた
ハルヒ「そんなの嫌!!森羅が消えちゃうなんて
…っ…もう会えなくなる何て絶対嫌だよ!!」
『…ハルちゃん』
ハルヒ「お願い森羅…っ…行かないで!!」
『!?…っ…ハルちゃん…!!』
森羅とハルヒはお互いを強く抱きしめると
森羅はハルヒを優しく剥がした
『…私、行かなくちゃ』
ハルヒ「…っ!!」
馨「森羅…」
『私ねハルちゃんやホスト部の皆さんが大好き!!
ハルちゃんに出会えたから
…ここにいるホスト部の皆さんにも出会えた』
ホスト部「「!!」」
『ずっとホスト部の皆さんには感謝してた
きっかけは花瓶を割った借金返済だったけど
どんどんハルちゃんの世界が広がっていって
楽しそうにしてるハルちゃんを見れたから!
私自身もホスト部の皆さんに出会えて
楽しい事や苦しい事、嬉しい事や悲しい経験が
…大好きなピアノに活かせてる』
ハルヒ「…森羅」
『そんな大事な人達を守れる力が私にはあるのに
逃げるなんて出来ないよ』
ハルヒ「…っ…森羅」
『ごめんねハルちゃん…こんな我が儘な妹で』
ハルヒ「そんな事…っないよ…」