＊第八話＊






今、私達の目の前にいるのは








『幻の戦士…セーラーVちゃん…？』


ｼﾞｭﾋﾟﾀｰ「嘘！？どうしてここに？」


ﾏｰｽﾞ「私達の知ってるセーラーVとは別人…」

ﾑｰﾝ「セーラーV…いえ…あなたが月のプリンセスなの？」


ｳﾞｨｰﾅｽ「いいえ！私はあなた達と同じ
プリンセスを守る一人の戦士セーラーヴィーナスよ！」







嘘みたい…憧れのセーラーVが目の前にいるなんて








ｳﾞｨｰﾅｽ「よろしくね！」


全員「「「『よろしく！』」」」








ヴィーナスに微笑んだら
その隣にいたヴィーナスの相棒で白猫のアルテミス君が
声をかけてくれた








ｱﾙﾃﾐｽ「集まった所で申し訳ないけど、ここ数日
僕達はある場所を調査中なんだ
詳しいことは明日の夕方、火川神社で集合してその時に」


ｳﾞｨｰﾅｽ「じゃあ、みんなまたね！」







そう言うとヴィーナスとアルテミス君は
夜の暗闇の中へ消えていった















～ダーク・キングダム アジト～








ﾍﾞﾘﾙ「ああ、我らが大いなる支配者クイン・メタリア様…」


ﾒﾀﾘｱ「セーラー戦士…全員揃ったか…私を滅ぼし
あの王国を復活させるために…地上に…再び…君臨するため
一刻も早く、幻の銀水晶を…奪うのだ……」


ﾍﾞﾘﾙ「はっ！！」






メタリアが消えた後、ベリルは後ろを振り向き細く微笑んだ






ﾍﾞﾘﾙ「…幻の銀水晶さえあれば、中東支部クンツァイト
皆の復活は容易いぞ」


ｸﾝﾂｧｲﾄ「わかっております…セーラー戦士に死を！」