Act.6 セーラー・スターズ編2(完結)
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夜天が教室から出ていっても森羅は教室から動けず
扉に寄りかかりながら体育座りをして俯いていると
反対の扉から鏡夜が現れた
『…鏡夜先輩』
鏡夜「…大丈夫か」
『は、はい…』
鏡夜「…じゃ、なさそうだな」
『…………』
鏡夜は森羅の前の椅子に座り足を組むと
森羅を見つめる
鏡夜「…気持ちは固まってるんだろう」
『…はい』
鏡夜「お前は間違ってない、変に誤魔化すのはそいつに失礼だ
…そのまま正直に伝えてやれ」
『…鏡夜先輩』
森羅はしばらくしてゆっくり立ち上がると
鏡夜に笑顔を向けた
『ありがとうございます、鏡夜先輩』
鏡夜「…………」
音楽室に戻りましょうと鏡夜に声をかけて
教室を出ようとしたら鏡夜に呼び止められる
森羅は鏡夜に振り返ると
真っ直ぐ森羅を見つめていた
鏡夜「…今度、俺の話を聞いてくれないか」
『構いませんけど…今じゃなくていいんですか?』
鏡夜「今は色々あるからな…落ち着いたらでいい」
『分かりました!でも気軽にいつでも相談して下さいね?』
鏡夜「…あぁ」
森羅は教室から出ると鏡夜は溜め息をつきながら
ゆっくり森羅の後ろをついていく
その二人の様子を馨は驚きながら見つめていた
馨「(鏡夜先輩も森羅のこと…)」