Act.6 セーラー・スターズ編2(完結)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夜天は森羅の掴んでいた手を離し
森羅の両肩を掴むと自分の方に向かせる
夜天「あいつの為に命を捨てて…本当にそれでいいのか!?」
『かまわないよ!!地場先輩なら命に変えても
うさぎちゃんを守ろうとするはずだから!!』
夜天「お前はその男じゃないだろ!」
『それでも!!…っ、それでも私は_____』
引き寄せられた瞬間、金木犀の香りに包まれていた
夜天「…じゃあ、お前は誰が守るんだよ」
『…っ………』
夜天「…僕が、森羅を守るよ」
『!!』
森羅は夜天を見つめると
初めて見る夜天の真っ直ぐな瞳に目が逸らせなかった
夜天「(そうだ……僕は)」
あの日魅せられた君の笑顔に
大事な人の為に涙を流す君を
助けたい
救いたい
僕がついてる
夜天「…森羅が好きだよ」
『…夜天…君』
夜天「僕じゃ…駄目?」
夜天に優しく抱きしめられながら
森羅は涙を流しつづける
ホスト部は複雑な心境の中
二人を見つめる事しか出来なかった
第十八話 End