Act.6 セーラー・スターズ編2(完結)
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森羅は桜蘭に寄る途中、ある場所に連絡をしていた
「Hello,What is your business?
(こんにちは、ご用件は何ですか?)
『…You can change the phone to Tiba Mamoru
Who is studying abroad there university?
(そちらの大学に留学中の地場衛に
電話を変わって頂けますか?)』
「…Ah…He is…(…彼は…)」
『え_____』
森羅はゆっくり携帯を閉じると
暫くその場から動くことが出来なかった
*~**~*
ピアノ演奏中の森羅
ホスト部の面々と話している時や
演奏中はいつもと変わらないように振る舞っていたが
ホスト部やハルヒは、いつもと違う様子に気付いていた
演奏が終わり少し休憩をしていた森羅に
ハルヒは声をかける
ハルヒ「森羅どうしたの?何か表情暗いけど」
『…ハルちゃん』
森羅は顔を少し俯かせると、静かに話しはじめた
『地場先輩から…いつまでたっても手紙の返事がなくて
電話も繋がらないから…地場先輩が留学中の大学に
問い合わせたら…先輩、来てないって』
ハルヒ「え!?」
ハルヒの驚いた声に
ホスト部は接客中の為、耳だけ傾ける
ハルヒ「それ…本当なの?」
『うん…アメリカの大学からも先輩に連絡したけど
繋がらなかったって…』
ハルヒ「それって何かの事件に巻き込まれたとか?」
『分からない…ただ、この事をうさぎちゃんに伝えるのは』
ハルヒ「…森羅」
ホスト部「「…………」」
森羅は勢いよく顔を上げると扉を見つめていた
ハルヒ「森羅…?」
『…ちょっとお手洗い行って来るね』
ハルヒ「う、うん…」
ハルヒは扉に向かって歩いていく森羅を
不思議そうに見つめていた