Act.6 セーラー・スターズ編2(完結)
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ミスコンが開催されるグランドは多くの人で溢れていた
ホスト部とハルヒは会場に着くと
番号のついた整理券をもらい椅子に腰かけていた
やはりイケメン揃いのホスト部に
周りの女子達は頬を染めていた
「お待たせ致しました!!
第十七回十番高校ミスコンを開催致します!!」
大きな歓声に驚くホスト部の面々
ステージにミスコン参加者が現れると大きな拍手の中
「「「「森羅ちゃーーーん!!!!」」」」
ホスト部「「「「!?」」」」
後ろを振り向くと"LOVE森羅"と書かれた
段幕を振る男性と女性達に
ホスト部とうさぎ達はドン引きしていて
ステージの上にいる森羅は顔を赤くして俯いていた
「まずは自己紹介からしてもらいましょう!!
まずは…」
ミスコン参加者が自己紹介をしていく中
とうとう森羅の番となる
「では、クラスとお名前をどうぞ♪」
『…一年五組!!藤岡森羅です!!
よ、よろしくお願いします!!』
全員「「(めちゃくちゃ緊張してる…)」」
森羅が話し出すと
所々から森羅の名前が聞こえていた
「いや~…一年生にしてこの人気♪
他薦でも圧倒的人気の森羅ちゃんですけど
何か美しさの秘訣はあるんですか?」
『え?…えっと…よく食べて…よく寝てます』
会場「「(可愛い…!!)」」
会場は笑いと温かい空気に包まれていた
「じゃあこのミスコンに挑むにあたって一言お願いします!」
『…大切な友達がこのミスコンで色んな人に
私の事をもっと知って欲しいと言ってくれました!
私も自分を知ってもらって友達が増えると
嬉しいなって思います!
今日はよろしくお願いします!!』
大きな拍手と森羅コールの中
光と馨の隣に座っていた男子生徒がニヤケ顔で話し出した
「やっぱり藤岡森羅可愛いよな~」
「あれが彼女とかマジ自慢出来るぜ?」
光・馨「「…………」」
「あんな純粋な子…俺色に染めたらどうなるかなー」
「おい!やめろよ、真っ昼間から!」
光・馨「「!!」」
光は足で素早く男子の椅子を蹴飛ばすと
男子生徒は訳が分からず転げ落ちる
光と馨は鋭い眼差しで男子生徒を睨むと
男子生徒は恐怖のあまりその場から立ち去ってしまった