Act.6 セーラー・スターズ編2(完結)
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一曲目の演奏が終了して深呼吸すると
静かに鍵盤の上に手を置き演奏をはじめる
https://youtu.be/xB_t1arBmmc
(↑長押ししたらクリックして聞いてください)
夜天「(ラ・カンパネラだって!?)」
ピアニストでも弾くのが難しいと言われる
上級者向けの曲をあのケガで弾いてるなんて
夜天「…無茶だ」
しかし森羅の演奏は観客を引き寄せ
息も出来ない程の緊張感の中、夜天は森羅の顔を見つめる
夜天「…何であんな嬉しそうなんだよ」
この緊張感の中、森羅の嬉しそうにピアノを弾く姿に
夜天は目を逸らせない
無事間違えることなく演奏が終わった時
会場から「ブラボー!!」と声が聞こえると
大きな拍手が鳴り響いた
コンクールのはずなのに演奏会のような
温かい拍手が会場を包んでいく
すると、ステージの近くから爆発音が聞こえ
会場はパニックになり
警備員によって会場の人々が避難していると
審査員長の小林克也がステージにいる森羅の所に向かう
小林「ここは危ない!藤岡さんも避難を!」
『は、はい!』
「そうはいかないわよ!!」
『!?』
森羅の目の前にはセーラークロウが笑いながら
二人を睨み付けていた
クロウ「演奏とても素敵だったわ
…さすが天才ピアニスト藤岡森羅さん
でも私の狙いは貴方よ、演奏評論家の小林克也さん!」
小林「何だね君は!!」
セーラークロウは舞台の緞帳を降ろすと
森羅と小林が見えなくなった事にハルヒとホスト部は驚き
夜天は急いで森羅の所に向かって走っていく
クロウ「さぁ…あんたのスターシード頂くわよ!!」
小林「危ない!?」
『きゃ!!』
小林は森羅を突き飛ばすと
クロウのブレスレットから放たれた光が
小林を貫いてしまいスターシードが抜き取られてしまった
『小林さん!!!!』
クロウ「…ふふふ、今度こそ」
小林のスターシードは黒くなると
小林はファージにされてしまった
森羅は両手を強く握りしめると
俯いていた顔をおもいっきりあげクロウを睨んだ