Act.6 セーラー・スターズ編2(完結)
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放課後の音楽室でコンクールの曲を演奏していた森羅は
途中で右肩から腕にかけて痛みが出てしまい
演奏を止めてしまった
『…っ………』
両手を強く握りしめ俯くと
扉が開く音に気付き振り向いたらちびちびが立っていた
『ちびちびちゃん?』
ちびちび「ちび~♪」
ちびちびは森羅の前に行くと抱っこをねだったため
少し痛む腕を我慢してちびちびを抱き上げると
ちびちびの持っている物に気付く
『ちびちびちゃん…それ香炉?』
ちびちび「ちび~?」
ちびちびの持っていた茶色の綺麗な香炉を
森羅が触った瞬間
香炉は赤色に強く輝くと音楽室を包んでいく
『きゃあ!!』
ちびちび「ちびちび!?」
その時放たれた強い輝きと温かいウェーブを
スリーライツの三人は遠くから感じていた
星夜「この強い輝きは…」
大気「…間違いありません」
夜天「プリンセス…!!」
森羅はちびちびを抱きしめたままゆっくり目をあけると
目の前には赤い髪を中華風のツインテールに結い
赤いアイシャドーと口紅、王冠と金木犀の花飾りや簪
シルクの中華風衣装に花びらのようなロングスカートと
かぼちゃパンツを着用した美しい女性が立っていた
『…貴方は?』
「はじめまして地球の王女プリンセス・テラ様
私は火球…キンモク星の第一皇女です」
『もしかして…貴方が夜天君達が探していた
プリンセスですか?』
火球「…はい、その通りです」
『!?夜天君達!!…スターライツが
貴女を探すために今も歌を歌っています!!
どうか会ってあげて下さい!!』
火球「…それはまだ出来ません」
『!!何故ですか!?』
火球「…ギャラクシアの攻撃を受け
何とかこの星にたどり着くことは出来ましたが
まだ力が回復していないのです」
『火球様…』
プリンセスの切ない瞳に胸が苦しくなる