Act.6 セーラー・スターズ編2(完結)
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森羅の上空には
全体的にぼやけてハッキリ見えないが
赤い美しいオーラを放つ女性が見える
『この人がプリンセス?…何て温かい光なの
…心が…満たされて…いく』
森羅が目を開くとさっきまでいた部屋に戻り
テレビにはスリーライツが歌を歌っていた
『…夜天君…っ……』
森羅は頭を押さえると再び顔が青ざめていく
そのままソファーに横になると意識を失っていた
夜天は急いで森羅のいる部屋に戻ると
青ざめた顔で少し苦しそうに眠っていた
夜天はタオルケットから出ていた森羅の右手を触ると
右手を強く握りしめた
夜天「…助けてくれてありがとう……ごめん」
自分の名前を呼んでくれた嬉しさと
今もケガで苦しんでいる森羅の姿に
胸が張り裂けそうだった
*~**~*
メガロポリスの近くの公園では星夜は大気に支えられ
うさぎははるか達に守られていた
せつな「もう合わないという約束だった筈です!」
大気「そちらが星夜に会いに来たのでしょう?」
うさぎ「そ、そうなの!私が」
はるか「とにかく、この星は僕達の手で守る
お前達は手を出すな!」
大気「そうして下さい、その方が此方も助かる」
星夜「夜天……森羅!?」
「「「!!」」」
はるか達は勢いよく振り向くと
夜天に姫抱きをされた森羅がいた
森羅は眠っているがまだ顔色が悪い
はるかは急いで森羅の元に駆け寄ると
夜天から森羅を奪い鋭く睨みつける
はるか「…二度と会うなと言ったはずだ」
夜天「…もう会わないよ」
夜天ははるかの横を通りすぎると
星夜の腕を自分の肩に回し一緒に歩いて行く
三人の後ろ姿をうさぎは切なげに見つめていた
第十五話 End