Act.6 セーラー・スターズ編2(完結)
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うさぎを見送って森羅は家に帰ろうとしていたが
途中でうさぎが心配になり
スリーライツのライブが行われるメガロポリスに来ていた
森羅の顔は青ざめていて冷や汗も浮かんでいた
『(貧血かな…目眩がする)……うさぎ、ちゃん』
ゆっくり階段に腰を降ろし、頭を壁に預けた
夜天「森羅!!!!」
『夜天…くん…?』
夜天の声を最後に
森羅は意識が遠くなっていくのを感じた
森羅が目を覚めすと知らない天井があった
体をゆっくり起こしたが目眩は起こらず
体の上にはタオルケットが掛けられていた
『ここ…どこだろう?』
森羅はテーブルの上に置いてあるメモ用紙を見つめる
『"起きたらテレビをつけて…夜天"』
森羅は目の前のテレビをつけると
ライブ会場の映像が流れる
暫くしてスリーライツが登場すると大きな歓声の中
三人のデビュー曲「流れ星へ」が流れはじめる
https://youtu.be/lpm2D8bNXvM
(長押ししたらクリックして聞いてください!)
『今日の歌…いつもと違う』
何だろう…この感覚
だんだん胸が熱くなって
切ない気持ちになっていく
森羅は胸に手を当てながら瞳を閉じて歌を聞いていた
少しして瞳をあけると宇宙空間にいた
『え……これって……』
夜天「(…森羅聞こえる?)」
『夜天君!?』
「(この風景が見える?)」
『!!』
森羅の目には美しい惑星達が
どんどん崩壊していく光景だった
夜天「(全てはギャラクシアの仕業だ)」
『…ギャラクシア?』
夜天「(あいつは全銀河の星々を全て滅ぼそうとしている)」
『え?』
夜天「(あいつの狙いは全銀河の星の輝き
真のスターシードを手に入れる事
それが全て揃ってしまったとき
全銀河はあいつの手に堕ちてしまう!
…そして僕達の星もあいつに滅ぼされた)」
「!!」
夜天「(…でも最後の希望だった僕達のプリンセスは
ギャラクシアの魔の手を逃れこの地球に飛び立った
僕達はプリンセスを探す為にこの辺境の地へやって来たんだ)」