Act.6 セーラー・スターズ編2(完結)
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嗣郎「そ、それより!あの曲弾けたか!?」
『う、うん…』
嗣郎「なら早速録音させてくれ!」
『え…今日?』
嗣郎「弾けたならいいだろ?」
環「おい嗣郎!!森羅を困らせるんじゃない!!」
嗣郎「うるさいダメキング、あっちいけよ!」
環「ガーン!!」
環が落ち込んでいるとホスト部が集まってくる
ハニー「ちなみに何の曲なの~?」
嗣郎「…言うわけないだろ、あんた達に」
『松任谷由実さんの"春よ来い"です!』
嗣郎「言うなよ森羅!!」
ハルヒ「…確か森羅が難しいって話してた曲?」
『そうなの!強弱の変化と細かい動きも多いから難しい曲で
歌詞もすごくステキだから
歌詞に引きずられないようにするのも大変だったんだ~』
鏡夜「大会前なのに大丈夫か?」
『はい!気分転換にもなるので♪』
嗣郎「いいから早く録音させろ!」
『もう少し時間もらっちゃダメかな?あんまり自信がなくて』
嗣郎「ダメ!!今がいい!!」
『う……』
馨「嗣郎、いい加減にしたら?」
光「録音なんていつでも出来るだろ?」
嗣郎「駄目だよ!?明後日までには送りたいんだ!!」
『…嗣郎君?』
森羅は嗣郎の前に膝を付くと
嗣郎は俯いたまま話しだす
嗣郎「来週あいつの誕生日だから…春よ来いは雛が好きな歌で
俺じゃまだ弾けないから森羅が弾いたのなら
あいつ喜ぶと思って…」
『…嗣郎君』
嗣郎が彼女を喜ばせたいって気持ちが伝わって
森羅は嬉しくなると気合いを入れた
『そっか…わかった!』
嗣郎「ほ、本当!?」
『集中して頑張って弾いてみる!!』
嗣郎「…さんきゅ」