Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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常陸院邸
光は自分の部屋の前に行き深呼吸をすると
扉を開け馨に声をかけた
光「…馨ちょっといい?」
馨「…何ひか…!!どうしたのその頭!?」
光「あぁ…どうよ、このダークアッシュ!
さっき思い立って染めたにしてはいい出来だろ?」
馨「なんで…」
光のいきなりの行動に馨は戸惑っていたが
光の表情は優しく穏やかだった
光「…俺、わかったんだ本当の気持ち」
馨「え?」
光「俺が好きなのは…………森羅だ」
馨「…………」
いつも皆に向ける笑顔も
優しいからすぐに感情移入して泣いちゃう所も
でも戦士として戦う強い眼差しも
光「馨は優しいから俺が自覚するように
あんな風に告白してくれたんだよな?気付かなくて、ごめん」
馨「…………」
光「俺はお前に遠慮はしない…だから馨も
俺に遠慮とかすんなよ!!」
馨「!!」
光「森羅が俺か馨…もしかしたら違う誰かを選んだって
俺らはこれからもずっと一緒だ」
馨「…っ」
光「俺達の絆は簡単に壊れたりしないし
俺は馨を信じてる…馨もそうだろ?」
馨「…っ、当たり前だろ!」
いつか僕達にそれぞれ大事なものが出来たとしても
それぞれの意思で枝分かれする日が来たとしても
絶対壊れたりはしない
僕達は双子…これからだってずっと一緒なんだから
第十三話 End
セーラースターズ編2に続く