Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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『…諦めちゃうの?』
うさぎ「森羅ちゃん!?」
星野「お前…」
『はい…お疲れ様二人とも』
うさぎ「うわぁ~これ大好き!!ありがとう♪」
星野「…さんきゅ」
二人に飲み物を渡すと、森羅は優しくうさぎを見つめた
『諦めちゃうとか…うさぎちゃんらしくないよ?』
うさぎを「…でも」
『どんな事にも一生懸命で
好きな人にも諦めずに体当たりしていく
そんなうさぎちゃんが、私は大好きだよ!』
うさぎ「!!…森羅ちゃん」
星野「…俺も諦め悪いから」
うさぎ「…諦め悪いかぁ、私も好きだなその言葉」
『…いつもの笑顔に戻ってよかった!
明日の試合応援してるから二人とも頑張って!』
うさぎ「…ありがとう森羅ちゃん!!」
星野「…悪い、家まで送れなくて」
うさぎ「私はいいからうさぎちゃんを
しっかり家まで送ってあげてね?」
星夜「あぁ…分かった」
『じゃあ二人とも…また明日!』
二人と別れて校門に着いたら
光と馨がいたのに気付いて急いで駆け寄った
『お二人とも…もしかして待ってて下さったんですか?』
光「当たり前だろ?」
馨「夜遅くに森羅を一人で帰らせる訳ないでしょ?」
『…ありがとうございます!』
光・馨「「!!」」
森羅の笑顔にドキッとした双子は
赤い顔のまま森羅を車に案内した
*~**~*
森羅を家まで送ったその帰り途中
静かな車内の中、馨が光に話しかける
馨「…光」
光「ん?」
馨「…光ってハルヒの事好き?」
光「…………はぁ!?な、何言ってんだよ馨!!」
馨「僕さ好きなんだ…森羅の事」
光「え」
光は馨を真っ直ぐ見たまま固まると
馨は気にせず真っ直ぐ光を見つめたまま話し出した
馨「これからも森羅は僕達の玩具として
楽しくやれたらいいって思ってたけど
僕さ、森羅を誰にも渡したくないんだ
例えそれが大好きな光でも…森羅を僕だけの物にしたい」
光「!!…馨」
馨「光はハルヒが好き?…だったら僕に協力してくれる?」
光「…………」
光は黙ったまま馨を見続けていた
馨は光の瞳を逸らさず見つめていたが
その表情は切なそうだった