Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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『そんな…』
レイ「で、でもね森羅ちゃんと夜天君ってよりは
うさぎと星野君に対して怒ってた感じだったわよ?」
まこと「だから森羅ちゃんが気にすることないって!」
『…うさぎちゃんは?』
亜美「まだ星野君とグランドで特訓してたけど…」
『…私心配だから、うさぎちゃんの様子見てくるね!!』
美奈子「森羅ちゃん!?」
森羅は急いで扉から出ると
その後を双子が追いかけて行った
レイ「夜天君との噂よりもうさぎの心配だなんて…」
亜美「森羅ちゃんがうさぎちゃんの事を好きな証拠ね」
四人は温かく森羅が走った後を見つめていた
森羅は桜欄の長い廊下走っていると
森羅の左手を光が掴むと馨もすぐに追いついた
『光先輩?』
光「俺らが学校まで送ってやるよ!」
『え…いいんですか!?』
馨「だって急いでるんでしょ?」
『お二人とも…すいません!お願いしていいですか?』
光・馨「「ああ」」
森羅は光に手を掴まれたまま、迎えの車に案内された
*~**~*
十番高校に着き光と馨にお礼を言うとグランドに向かった
グランドを見たら泥だらけのうさぎが
星夜のボールを一生懸命受け止めていた
その姿に森羅は涙が出そうになるのをグッと堪えて
グランドを後にした
うさぎと星野はベンチで座って休憩していた
夜空に輝く星を見てうさぎは感動していると
星野が静かに語りはじめた
星野「この宇宙に生きる全ての生き物は
みな、体の中に星の輝きを秘めている」
うさぎ「星の輝き…?」
星野「どこか遠い国の言い伝えさ…一人に一つ
俺にもお団子にも、星の輝きが強いほど輝いて見える
その中でも…お前は格別に光ってる」
うさぎ「い、いつもそーやって、女の子口説いてるわけ?」
星野「真面目に聞けよ!」
うさぎ「!?」
星野「俺はお前の持ってる輝きが好きだ!
…だから今回の大会は負けたくない!」
うさぎ「…無理だよ
相手はソフトボール部主将でエースにして四番バッター
それがどのくらいスゴいかは…私にだって分かるもん」