Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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桜蘭学院、第三音楽室の扉前
森羅は数回深呼吸をすると、ゆっくり扉を開ける
『…お疲れ様です、今日もよろしくお願いします!』
環「おっ!森羅~今日も可愛いなー!!」
光「はい殿退いて~」
馨「森羅に近付かないで~」
環「な、何でだ!?」
ハニー「森羅ちゃん久しぶり~♪」
『お久しぶりです!ハニー先輩にモリ先輩!
今日は大学の帰りですか?』
モリ「…あぁ」
ハルヒ「今日もよろしくね森羅」
『うん、よろしくね♪』
森羅は鏡夜を見ると
鏡夜はいつもの感じで森羅に話しかけた
鏡夜「森羅、今日もよろしく頼む
今日はお前のピアノ目当ての客が多いからな
素晴らしい演奏を期待してるぞ?」
『…は、はい!!』
鏡夜の顔を見た途端やっぱり恥ずかしくなり
下を向いて顔を赤くした森羅は
そのままピアノに向かっていく
『(鏡夜先輩、全然普通だったのに
自分ばっかり気にして…もう忘れちゃおう!!)』
そんな森羅の様子を双子は見逃さなかった
*~**~*
森羅の演奏が問題なく終了して帰る準備をしていたとき
扉から勢いよく亜美、レイ、まこと、美奈子が飛び込んで来た
『みんな、どうしてここに?』
美奈子「森羅ちゃん!!」
全員「「夜天君と逢い引きしてたって本当!?」」
『え?』
ホスト部「「はぁ!?」」
四人の言葉に驚くホスト部と森羅は呆然としていた
『み、みんな落ち着いて?よく分かんないけど
夜天君が私と逢い引きなんてする訳ないよ!』
レイ「でも園子様達スターライツの親衛隊が…」
『確かに夜天君がピアノを指導してくれる時は
二人っきりになるけど…私が夜天君と逢い引きなんて…ふふ
そんなの絶対ないから大丈夫だよ♪』
全員・ホスト部「「(…言いきった!!)」」
森羅の様子に安心するホスト部だったが
四人はまだ浮かない顔をしていた
美奈子「うさぎちゃんと森羅ちゃんは
星野君と夜天君のスター性を全く分かってないわ…」
亜美「本当に…」
まこと「うさぎちゃん何か
親衛隊にボロクソ言われてたもんな」
レイ「結局変な勝負も持ち掛けられて…本当!
御愁傷様って感じ?」
『…レイちゃん、勝負って何?』
全員「「あ……」」
森羅の真っ直ぐな瞳を逸らせず
レイ達はさっきまで起こった事を包み隠さず話した