Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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*第十二話*輝く星のパワー
現在お昼休み
森羅は先生の許可を得て
音楽室でピアノの練習をしていたが
昨日の鏡夜との出来事を思い出し指が止まってしまう
「……私の…バカ」
森羅はただ鏡夜にお礼がしたかっただけだったが
鏡夜の言った事に少し腹を立ててしまい
あんな行為をしてしまった
でもすぐに冷静になって考えると
鏡夜は何も間違っていなかったと反省していたのだ
『…今日会ったらすぐに鏡夜先輩に謝らないと…』
それはそれで何故か緊張してしまう事に
小さく溜め息をつく
すると、扉が開く音がして振り向くと夜天がいた
『夜天君こんにちは!今日はどうしたの?』
夜天「…………」
夜天は森羅の言葉を無視すると
ピアノから一番離れた席に座り本を読みはじめた
『夜天君?あ、あの…』
夜天「…何でもいいから弾いて」
『え?』
夜天「早くして…のろま嫌い」
『は、はい!!』
森羅はピアノに向き合い
深呼吸をするとピアノを弾きはじめる
https://youtu.be/UAHNEm8kwJc
(長押ししてクリックして聞いて下さい)
夜天は森羅がピアノを弾きはじめると
読んでいた本を置いて瞳を閉じる
いつも夜天を包む尖った空気は消え
二人しかいない音楽室には温かい空気が流れていた
その二人を悔しい目で見つめる、夜天のファン達
「…何よあの子」
「夜天君と仲良くしちゃって…」
「許せない!!」
「お待ちなさいな」
「「「「!?……園子様!!」」」」
「私に良い考えがあります…お任せなさいな」