Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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敵がまだ泣いているのを見て
セーラームーンは土下座をして謝っていた
『…セーラームーン、悪いのは貴方じゃない!』
「何だと小娘!!」
『大事なのは物の値段じゃなくてそれを使う人の心だわ!!』
ムーン「…アースちゃんカッコいい♪」
ファイター「あらあら」
メイカー「いいこと言うじゃない?」
ヒーラー「…………」
敵がアースに向かって攻撃しようとした
ヒーラー「スター・センシティブ・インフェルノ!!」
ヒーラーの攻撃が敵に当たると
敵は上空に飾られたシャンデリアにぶつかる
ヒーラー「あぁ!?…バカラのシャンデリアが~」
『…い、今だよセーラームーン!!』
ムーン「う、うん…」
セーラームーンの攻撃を受けた敵は
「ビュティフォー!!」と叫ぶと、桐山に戻り
光を取り戻したスターシードは
花と一緒に額の中に戻っていった
*~**~*
大きな物音に気付いた鏡夜が駆けつけると
家の荒れようにさすがの鏡夜でさえ冷や汗を浮かべていた
いつの間にかスターライツは消えてしまい
鏡夜はすぐに誰かに連絡をすると
割れた骨董品とシャンデリアが届いた
今は鏡夜の車の中
森羅は顔を真っ青にして鏡夜に話しかけていた
『鏡夜先輩…本当に色々ありがとうございました
あの…骨董品とシャンデリアの代金』
鏡夜「気にするな、たまたま同じ骨董品が家に合ったのと
シャンデリアは環の家にも同じのがあったのを知ってたからな」
『で、でも…』
鏡夜「…地球を救うのに比べれば安いものだろ」
『!!』
鏡夜の言葉に嬉しくなったが
やはり申し訳なさから、何か出来る事はないかと考える
『…鏡夜先輩、私に何か出来る事とかありませんか?
ホスト部の雑用でも何でも構いません!』
鏡夜「…何でも?」
『はい!私に出来る事なら!』
鏡夜「…キス」
『え?』
鏡夜「俺に感謝のキスをしてくれ…勿論唇だ」
『えぇ!?』
鏡夜「…嘘に決まっているだろ
軽々しく何でもするとか男に言うものじゃないぞ」
『…っ………』
森羅は顔を真っ赤にして俯いたままでいると
いつの間にか森羅の家の前に着いてしまい
運転手が扉を開けてくれる
鏡夜「ほら着いた」
ちゅ
森羅は顔を真っ赤にしながら鏡夜の頬に優しくキスをした
鏡夜は驚きのあまり、目を見開いたまま森羅を見続ける
『…さっきのは本当にお礼をしたかったから
言っただけで…っ…軽々しくなんてありません!
…今日はありがとうございました
また明日もよろしくお願いします…おやすみなさい!』
森羅は急いで車から降りると家の中に入っていった
鏡夜は下を向いたまま、赤くなった顔を誤魔化すように
髪をかきあげた
鏡夜「…降参だ」
お前を知れば知るほど、更に好きになっていく
この思い…止まりそうにない
第十一話 End