Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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桐山に女の子の事を聞くと桐山の親戚の子ではなく
何処から来ているか分からないがたまに遊びに来るらしい
名前は"ちびちびちゃん"と可愛いらしい名前だった
桐山「…じゃあ演奏をお願いしてもいいかな?」
『は、はい!!』
森羅はピアノの椅子に座り、静かに一音引くと
その響きと音色に涙を流してしまった
鏡夜「…森羅?」
『ご、ごめんなさい!!ピアノの音に感激してしまって!!
この音色…ハルちゃんやお父さん
ホスト部の先輩やうさぎちゃん達にも聞かせたかったな…』
鏡夜「森羅…」
ちび「ちびちび?」
ちびちびが森羅の体をよじ登ると
優しく森羅の頬から流れる涙を拭ってくれる
聖はちびちびを優しく見つめていた
『ありがとう、ちびちびちゃん…もう大丈夫です!』
桐山「…じゃあお願いします」
ちびちびちゃんを床に下ろそうとすると
暴れてしまいすぐに太腿の上に座ってしまうため
森羅は諦めそのまま演奏することにした
森羅は目を閉じたまま深呼吸をする
目を開けたときには、強く真っ直ぐ鍵盤だけを見つめていた
*~**~*
演奏中の森羅の様子を見ていた全員は
その力強い演奏と温かく輝きを放つ雰囲気に魅了されていた
演奏が終わった瞬間
後ろから聞こえる拍手に勢いよく振り向くと
何故かうさぎ達やスリーライツがいたことに驚いてしまった
その後うさぎ達やスリーライツも一緒にお茶を楽しんでいたが
急な来客が来てしまい全員解散する事になった
『…あれ?』
鏡夜「どうした?」
『すいません…楽譜を一枚忘れてしまいました
すぐに取りに行ってきます!』
鏡夜「俺も行く」
『い、いえ…すぐ戻って来るので待ってて下さい!』
森羅は鏡夜の返事を聞かず向かっていたら
男性の叫び声が聞こえた