Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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『…君が大きくなっても私の事を覚えてて
私を見つけられたら…お友達から考えさせてね?』
うさぎ「森羅ちゃん!?」
星野・夜天「「(マジで!?)」」
「わかった!!お姉ちゃん…名前は?」
『森羅って言うの…君のお名前は?』
「つばさって言うんだ!!」
『翼君か…カッコいい名前だね♪あ…ほら皆が待ってるよ?』
「うん!!…ハイパワーファイターレッド!!」
男の子はポーズを決めると元気よく皆の所に走って行った
その姿を優しく見守る森羅に
うさぎはちょっかいを出していた
うさぎ「いいのかな~あんなウソついて♪」
『…嘘?』
うさぎ「…えぇ!!まさか本当に!?」
『彼女になるかはわからないよ!?
…でも翼君が本当に私を覚えててくれて
声をかけてくれたら友達からでも
考えたいなって思っただけだよ?
子どもの言葉って良い事も悪い事も真っ直ぐだから
その言葉の意味を逃さないようにどんな言葉でも
ちゃんと聞いてあげたいって思わない?』
うさぎ「森羅ちゃんって…いいお母さんになりそう!」
『も、もう!うさぎちゃんったら…』
二人の様子を遠くから見ていた星野と夜天は少し驚いていた
星野「…森羅の言葉ってさ
たまに高校生に聞こえない時ないか?」
夜天「…まぁ確かに」
星野「!?うわ、だいぶ待たせたな…さぁ行こうぜ~♪」
夜天「ちょ、ちょっと!!」
星野が夜天を引っ張りながらうさぎと森羅に駆け寄ったら
うさぎは待たされた怒りで星野に近付こうとした瞬間
空き缶を踏んでしまい大きく転ふど
膝を床にぶつけ痛みのあまり大泣きしていた
『う、うさぎちゃん大丈夫!?』
うさぎ「い、痛ぁぁぁぁぁい!!」
夜天「…はぁ」
星野「…泣いてると皆と楽しく遊べないぜ?」
『!?』
うさぎ「…見てたの?」
星野「手、貸そうか?」
うさぎ「結構です!!」
星野「おぉ~偉いじゃん♪」
うさぎ「…あのねぇ」
夜天「…あれはしないの?」
うさぎ「何を?」
星野「ハイパワーファイター
うさぎ「しません!!!!」
『…ふふふ!!』
うさぎ・星夜・夜天「「「!」」」
森羅が声を出して笑っている姿に三人は顔を見合わせると
うさぎと星野は笑い合い夜天はそっぽを向いてしまった
その四人の様子を見つめる黒いオーラに
四人は全く気付いていなかった