会場は多くの人で埋めつくされていた





森羅がステージに向かっている途中
はるかと白いネックのロングドレスを来たみちると会った





『はるかさんお久しぶりです！！
みちるさんも…今日もよろしくお願いします♪
失敗しないよう集中して演奏させて頂きます！！』


みちる「えぇ、でも森羅の事ですもの
何も心配はしてなくてよ？」


はるか「そうだな…ところで
そのネイビーのドレス、スゴく似合ってるぜ？」


『あ、ありがとうございます！！』







今日の森羅のドレスはキラキラグリッターが特徴的な
ミモレ丈のミディアムドレスを着用し
髪はサイドアップにしていた






はるか「じゃあ後でみちるの楽屋寄るから森羅も来いよ？
二人とも頑張って」


みちる「えぇ…ありがとう」


『いってきます！！』






二人はステージに向かって歩き出した










みちると森羅がステージに登場しお辞儀をすると
大きな拍手が起こる

ホスト部とれんげ姫達、そしてうさぎ以外の四人は
二人を温かい目で見つめていた







二人の演奏をステージの袖で聞いていたスリーライツは
強い星の輝きを感じていた







星野「(…この感じ)」


夜天「(力強い星の輝き…)」


大気「(…一体何者)」








演奏が終わると大きな拍手の中
森羅はそのまま舞台の袖に向かう

反対側の袖からスリーライツが現れると
大きな歓声が響き渡った







みちるとスリーライツの演奏を舞台の袖で聞いていた森羅は
なぜか胸が締め付けられるような気持ちになり
胸の辺りを握り締めた