Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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森羅は目を開けると
夜天のキレイな黄緑色の瞳と目が合った
『夜天…君………!典子さんは!?…っ…いたた……』
夜天「バカだな…いきなり起き上がるからだろ」
体を起こすと指や頬、足など所々擦り傷があるところは
絆創膏や包帯が巻かれていた
ソールは夜天の膝の上で寝ていた
夜天「…典子は…何かセーラームーンって奴が来て
助かったみたい」
『そっか…(よかったうさぎちゃん来てくれて!)』
夜天「お前無理しすぎ…指まで切って
ピアノ弾けなくなったらどおするわけ?」
『う、うん…ごめんなさい』
森羅の申し訳なさそうな顔に
夜天は眉を下げると溜め息をついた
夜天「…たまになら」
『え?』
夜天「…気が向いた時ならお前のピアノの指導
してやってもいい」
『…本当に!?』
夜天「勘違いしないでよ…気が向いたらだから」
『それでも全然いいよ!?すごく嬉しい!!
これからご指導よろしくお願いします!!』
夜天「…ふん」
夜天はそっぽを向くと
窓ガラス越しの嬉しそうな森羅の顔に笑みを浮かべていた
第八話 End