Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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制服に着替えて夜天君とソールと一緒に迎えの車に乗り
撮影場所の銀河テレビに向かった
控え室で待っていた森羅はトイレから戻った帰り
スタジオの扉から夜天君とソールが出てくるのを見つけ
声をかけようとしたら
「夜天く~ん!!…もう!すぐ帰っちゃうんだもん!」
夜天に声をかけたのはアイドルの岡町典子だった
典子は腕にヒマラヤンの猫を抱いており
森羅は何故か近くの扉に隠れてしまった
典子「夜天君って猫飼ってるのね~
猫飼う人って寂しがりやって言うけど
夜天君も寂しがりやだったりするの~?
典子もジュリアーノがいないと寂しくて
典子この間までシャム飼ってたんだけど飽きちゃったの~
夜天君の猫って雑種でしょ?
そんなのよりヒマラヤンがオススメよ~♪」
『(…ソール可愛いのにそんな呼ばわりされた)』
夜天「…で、用は何?」
典子「典子ね料理得意だから~
今度夜天君にご馳走してあげたいなーって!
…今度私のお家に来ない?」
夜天「…君さ、その喋り方鬱陶しいよ
恋人気取りはお芝居の中だけでたくさん」
『(!!)』
典子「……っ…酷いわそんな言い方!!」
夜天「…うざったい…いい加減にしてよ!?
君は僕の好みではないし
仕事以外で君とお付き合いする気はない!」
典子「……あ、そう
そうやっていい気になっているといいわ!!
あなたなんてただの際もののアイドルの癖に…ふん!!」
典子は怒りながらスタジオに戻って行った
『(際ものアイドルとか…そんな言い方、酷い)』
典子の言葉に傷付いていると
いつの間にか森羅の足元にソールが顔を擦り寄せていた
『ソール!?』
夜天「…何してんの?」
『!!…夜天君!?あのね…その…えっと…』
夜天「…さっさと行くよ」
『……はい』
さっきの二人の会話を聞いた罪悪感と
何て答えればよかったのか分からず
ソールを抱きながら夜天の後ろを静かに付いて行った