Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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ホスト部での演奏の帰り道
いきなりの雨に急いで家に帰っていると
段ボールから聞こえる鳴き声に耳を傾けた
そのすぐ側では夜天がテレビの取材の為に買った
カメレオンを逃がしてしまい探していた
いきなりの雨にイラついていた時
公園で雨宿りをしている少女に見覚えがあった
夜天「はぁ…またあんたなの?」
『!!…夜天君』
夜天「何でこんな所に………その猫どうしたの」
『…拾っちゃったの』
夜天「拾った?」
『雨の中ほっておけなくて持って帰って来たんだけど
…責任も持てないのに連れてきちゃ行けなかったよね』
夜天「…………」
子猫にしては少し大きい赤茶色の猫を
優しく撫でる森羅の横顔は悲しそうだった
夜天「…僕が飼う」
『…え』
夜天「ちょうどペット探してたから」
夜天は森羅から猫を貰おうとするが
猫は暴れるとすぐに森羅の胸に飛び乗ってしまう
『…猫ちゃんダメだよ?』
夜天「…はぁ~……ちょっと来て」
『え?』
夜天は森羅の手首を掴むと
雨の中を走り出した
着いた場所は高級マンションだった
『ここって…』
夜天「…僕達の住んでるマンション」
『え…三人って一緒に住んでるの?』
夜天「だったら何?」
『う、ううん!仲良しなんだなって…』
夜天「…あっそ」
マンションの最上階に着き
扉を開けて先に夜天が中に入るとタオルを投げられる
『ありがとう夜天君!ほら猫ちゃん、体拭こうね?』
夜天「(あんたに渡したつもりだっのに)…お人好し」
『?』
夜天は森羅の頭の上に違うタオルを投げてのせると
どこかの一室に入っていった