Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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衛「…これは?」
『開けて下さい!!』
https://youtu.be/H-Oq5bNlSn4
(↑長押ししたらクリックして聞いて下さい)
うさぎ「森羅ちゃん…これ…私にもくれた」
『これで二人は…離れてても一緒ですね♪』
うさぎ・衛「「!!」」
二人は見つめ合うと嬉しそうに微笑んでいた
『うさぎちゃん…強がらなくていいんだよ?
泣いたっていいからちゃんと地場先輩に気持ちを伝えてね!』
うさぎ「森羅ちゃん…」
『地場先輩、気をつけて行って来て下さい!
先輩との約束は必ず守ります!』
衛「…ありがとう」
手を振って二人の側を離れたら
森羅は二人に見えないように両手を握り祈った
『(遠く離れても二人の思いが永遠でありますように…)』
*~**~*
空港のエスカレーターから
スリーライツが現れるがファンに邪魔され通れないでいた
夜天はイラつきながら無理矢理ファンの前を通ると
目の前にはセーラー服を着た少女が祈るように立っていた
少女は祈り終わると夜天の方に向かって歩いて来る
美しく長い漆黒の緩い髪をなびかせ
群青色の瞳は切なくも輝いていた
夜天はサングラス越しから少女を見続けていたが
少女は夜天に見向きもせず隣を通りすぎた瞬間
夜天「(!?…な、何だ…)」
強い星の輝きに驚きながら彼女の後ろ姿を見つめ続けた
*~**~*
うさぎと一緒に衛を見送った帰り道
森羅は誰かの声が聞こえて振り返った
今までにない不安が森羅を襲う
それは一つの星の輝きが消えた瞬間だった