Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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森羅は部室に戻る途中
うさぎと衛の事を考えていると目の前に鏡夜が現れた
『鏡夜先輩…』
鏡夜「…さっき会ってたのは地場先輩か」
『はい』
鏡夜「…何があった?」
『…………』
森羅は鏡夜にさっきの出来事を話した
『…私は地場先輩のように温かい手もなければ
力強くうさぎちゃんを抱きしめる腕もないです
こんな私が本当に地場先輩の変わりに
うさぎちゃんを守ってあげれるんでしょうか…』
鏡夜「…………」
鏡夜は森羅の腕を引くと森羅を力強く抱きしめた
いきなりの出来事に森羅は驚いて声が出せずにいた
鏡夜「お前は俺に抱かれて安心するか?」
『え…?』
鏡夜「…抱きしめたり温もりをやる事が
そいつの変わりになるとは俺は思わない」
『…………』
鏡夜「お前はいつもあの子をどんな風に笑わせてきた
…お前にしか出来ない方法があるんじゃないか?」
『!?…鏡夜先輩、ありがとうございました!!』
鏡夜「!」
森羅は鏡夜に勢いよく抱きつくと
すぐに離れてホスト部のいる音楽室に走っていく
鏡夜は自分の両手を見つめると強く握りしめた
次の日
衛は空港で自分の搭乗する便が呼ばれ
カバンを持つと目の前にはうさぎがいた
二人は見つめ合うも
うさぎは俯いていてしまい言葉が出ないでいたとき
『地場先輩!!うさぎちゃん!!』
うさぎ「森羅ちゃん!?」
森羅は呼吸を荒くしながら二人に駆け寄ると
衛に星形のケースを渡した