Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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うさぎは吹雪の中から花畑に着くと
光の宿らない瞳で花を愛でていた
そのすぐ目の前にはネヘレニアがいるも見向きもしない
ネヘレニア「そう…白き月の王女でさえ妾の悪夢には勝てぬのだ
だがこのまま楽にはさせぬ
痛ぶって痛ぶって、妾の屈辱かどれ程の物だったか
たっぷり教えてやる!!」
ネヘレニアがうさぎに攻撃しようとした瞬間
右手を誰かに掴まれる
ネヘレニア「何!?」
ジュピター「うさぎちゃんには指一本触れさせないよ!!」
ジュピターはネヘレニアを背負い投げして飛ばすと
ネヘレニアは空中で体勢を整える
ジュピターはうさぎに声をかけるも反応を示さない
ネヘレニア「無駄だ!!その者は二度と夢から
目覚める事はない…諦めたのだよ何もかも!!
諦めて甘い夢に浸っているのだ!!」
ジュピター「…っ…嘘だ!!
お前がうさぎちゃんを悪夢の中に閉じ込めているんだ!!」
ジュピターはネヘレニアに攻撃するが、全く当たらない
ネヘレニア「白き月の光もこの闇の中には届かぬ!!
貴様らがいくら束になって掛かってこようとも
妾を倒すことは出来ぬのだ
あとはそこの白き月の輝きを消すのみ!!」
ジュピター「!?……あぁ!!!!」
ネヘレニアはうさぎに攻撃をすると
うさぎを庇いジュピターが攻撃を受けてしまった
ネヘレニア「愚かな…その女の為に死ぬつもりか?
そうまでして守る価値があるのか?
夢に溺れ何もかも忘れてしまったそんな女に!!」
ジュピター「…っ…分からないのかい?
…皆うさぎちゃんの事が好きなんだよ!!
あんたには…そんな友達がいないのかい!?」
ネヘレニア「_____」
ネヘレニアはある小さい少女を思い出していた
自分と同じ黒い漆黒の髪に
美しい群青の瞳とドレスを着た
笑顔溢れる少女の事を
ネヘレニア「…っ…うるさい!!!!」
ジュピター「!!」
ネヘレニアはうさぎを攻撃しするが
ジュピターはうさぎを庇い攻撃を受け続け
とうとう花畑に倒れてしまう
その時ジュピターの付けていた
ピンクの薔薇のピアスがうさぎの前に落ちた
ジュピター「…うさぎ…っ…ちゃん」
ジュピターはそのまま目を閉じると
巨大な鏡に吸い込まれていった