プルートとヴィーナスは
鏡の妖魔ミラーパレドリィに追いかけられていた


その数の多さに苦戦していると
目の前には今にも崩れ落ちそうなボロボロの吊り橋がみえた







ﾌﾟﾙｰﾄ「ここは私が食い止めます！先に行って下さい！」


ｳﾞｨｰﾅｽ「先にって…ここを渡れってか！？」


ﾌﾟﾙｰﾄ「橋を渡りきったら私に構わず橋を落として下さい！」


ｳﾞｨｰﾅｽ「プルート！？」


ﾌﾟﾙｰﾄ「こういう時、皆をまとめあげるリーダーは
セーラーヴィーナス、貴方しかいないのですよ！？
ここで二人が倒れたら…誰がプリンセスを助けるのです！！」


ｳﾞｨｰﾅｽ「！！」





ヴィーナスは頷くとプルートは微笑んで
ミラーパレドリィに攻撃をしていく

ヴィーナスは橋を渡っている途中
ミラーパレドリィに一方的に攻撃をされている
プルート来た道を戻っていく







ｳﾞｨｰﾅｽ「ヴィーナス！！
ラブ・アンド・ビューティー・ショック！！」






ヴィーナスはミラーパレドリィに攻撃すると
プルートの手を掴み一目散に橋を渡る

渡っている途中で重さに堪えきれず
橋は崩れ二人は落ちていく







ｳﾞｨｰﾅｽ「ヴィーナス・ラブ・ミー・チェーン！！」







敵は崖の下に落ちていったが
二人はヴィーナスのチェーンにより間一髪の所で助かっていた






ｳﾞｨｰﾅｽ「ふぅ…あはははは、まぁ結果オーライって感じ？」


ﾌﾟﾙｰﾄ「どおしてこんな無茶を！？」


ｳﾞｨｰﾅｽ「仲間を見捨てて逃げられると思う？」


ﾌﾟﾙｰﾄ「…………」


ｳﾞｨｰﾅｽ「リーダーとして命令！！
共に力を合わせてプリンセスを奪還するべし！！」


ﾌﾟﾙｰﾄ「！？…ふふふ」






二人が笑い合っているとき
不気味な笑い声が上から聞こえ見上げると
ネヘレニアがヴィーナスのチェーンを持ち笑っていた






ｳﾞｨｰﾅｽ・ﾌﾟﾙｰﾄ「「！！…きゃぁぁあ！！」」






ネヘレニアがチェーンを離した瞬間
二人は崖から落ちて行くと
現れた巨大な鏡に吸い込まれてしまった