Act.1 ダーク・キングダム編(完結)
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*第六話*
「おね………エン…………ど……いか…………で」
「……す…………プリ……………」
温かい日差しに目を開けて
カーテンを開けると快晴の空を見上げる
『(…最近変な夢見ちゃうな…何言ってるか聞こえないけど
…何でこんな切なくて悲しいんだろう)』
胸の近くの服を握りしめて俯いてたら
ドアの開く音に思わず驚いて振り向いた
ハルヒ「森羅?」
『ハルちゃんおはよう!起こしちゃった?』
ハルヒ「ううん、今起きたところ」
『よかった!今から朝ごはんの準備するね!』
ハルヒ「自分も手伝おうか?」
『大丈夫だよ!ハルちゃん昨日も遅くまで勉強してたんだから
もう少し休んでて!』
そう笑顔で答えたら、急いで台所に向かった
ハルヒ「…森羅」
最近森羅が夜遅くに帰って来る事が多くなった
森羅はピアノの練習が遅くなったからって言うけど
嘘ついてるのは明らかだし
朝早く起きて遠くを見つめる事も多くて
遠くを見つめる森羅は、何故か悲しそうで辛そうだった
何か自分に言えない悩みがあるの?
そんな事を思いながら台所でご飯を作る
森羅の後ろ姿を見つめていた