Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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桜蘭学院でも原因不明の奇病が流行っていた
ホスト部は数名の姫達を相手にその奇病について話していた
姫①「お兄様が鏡を見てボーッとしていたんです
声をかけても全然振り向いてくださらなくて…」
環「それはまさか…今流行っている
やる気がなくなる病気のことか?」
鏡夜「…若い女性を中心に広がってはいるが
男性もかからないわけではないからな
うちの病院でも急ピッチで病気について調べているが
まだ治療方も分からず目処も立たないそうだ」
みんなが考える中、ハルヒがふと言葉を漏らした
ハルヒ「鏡…」
光「え?」
ハルヒ「その病気って
鏡が関係してるのではないでしょうか?」
環「…どう言う事だハルヒ?」
ハルヒ「…鏡を見ている人が増えた事や
ニュースで鏡が大量に売れてるって聞きました
このところ、鏡に関係する
おかしな事が多すぎると思いませんか?」
鏡夜「…………」
馨「そういえば…確かに」
モリ・ハニー「「!!」」
二人が勢いよく振り向いた先には
ピアノの椅子に座った森羅がこちらを見て微笑んでいた
二人の反応に驚くホスト部と姫達を無視して
ハニーとモリは顔を見合わせると森羅に近付いた
ハニー「…森羅ちゃんどうしたの~?」
『…何がですかハニー先輩?』
モリ「…何故、俺達に殺気を向けた」
ハルヒ「…え?」
ハルヒだけじゃなく他のホスト部のメンバーも
モリの言葉に驚き森羅を見つめていた
『私が先輩達にそんな視線を向ける訳ありません
…ただ、先輩達の考えが可笑しくて見ていただけですよ?』
鏡夜「…可笑しい?」
『だって鏡のせいでやる気がなくなるなんて
そんな非現実なこと…可笑しいと思いませんか?』
ハルヒ「…森羅?」