Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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うさぎ・美奈子「「危ないじゃない!!
急に飛び出したりしたら!!」」
まこと「どうでもいいけど
もうちょっと早く起きられないのかい二人とも?」
うさぎ「うっ!…あーそれより先生来ちゃう~」
『心配しなくても一、二時間目は自習だよ?』
うさぎ・美奈子「「え!?」」
亜美「先生方、みんな緊急会議で職員室なのよ」
うさぎ・美奈子「「もしかして…遅刻常習犯を
罰する為の相談?」」
亜美「そうじゃなくてね…今日欠席がかなり多いの
それも女の子が多いのよ」
うさぎ「へぇ~今時インフルエンザ?」
美奈子「じゃあ学級閉鎖になるのかしら!」
まこと「違うって…」
『…朝ニュースでやってた流行りの奇病についてだよ』
うさぎ・美奈子「「流行りの奇病??」」
朝起きてから急にやる気がなくなって
学校に来たくなくなったって人が急増している
現代の奇病
美奈子「あぁ…それ今朝のニュースでやってたわ!」
まこと「この学校でも流行ってるらしいよ」
亜美「美奈子ちゃん…ワイドショー見てる暇があるなら
早く学校に来た方がいいんじゃない?」
するとまことは教室の窓の近くで
ボーッと手鏡を見続け立っている女子生徒を見ていた
まこと「あの子…ちょっと変じゃない?」
うさぎ「どれどれ…」
うさぎが女の子に話しかけても無視されてしまった
女子生徒から鏡を無理やり奪い取り鏡を見つめていると
鏡から黒い影がうさぎに襲いかかろうとしていたのを
まことは感じた
まこと「危ない!?」
まことはうさぎの手を叩くと
手鏡は粉々に砕けてしまった
まこと「ご、ごめん…でも変なパワーが
出ているような気がして…変わりに私の手鏡あげるよ!!」
まことの言葉を無視して女子生徒は手を震わせながら
割れた鏡を拾っていた
「この鏡がなくなったら…どうやって生きていけばいいの?」
美奈子「何かちょっと…大袈裟ね…?」
『…この鏡ならどうかな?』
「!!いいの!?本当に!?…ありがとう」
女子生徒は森羅の鏡を受けとると
また鏡を見つめボーッとし始める
うさぎは森羅の横顔を見つめたとき
細く微笑んでいる森羅を初めて怖いと感じていた