セーラー戦士達が次々と攻撃していくと
敵はガラスのようにバラバラと砕けていく







ﾏｰｽﾞ「鏡…？」


ﾑｰﾝ「見て！？」






敵はバラバラに砕けるがすぐに元の体に戻っていき
セーラー戦士達は囲まれてしまう

タキシード仮面が敵を倒そうとしたとき
右目を抑え苦しそうに目を隠していた


マーキュリー・マーズ・ジュピター・ヴィーナスは
敵に動きを封じられてしまい
アースは左胸を押さえ座ってしまう






ﾑｰﾝ「みんな！！」


ちびﾑｰﾝ「セーラーアース！？」


『…っ…胸が…痛い…！！』







誰かの攻撃を受けて敵が粉々に砕けると
四人の動きを封じていた敵が攻撃を避けるために離れた

全員が後ろを振り返ると、懐かしい声が響き渡る







ｳﾗﾇｽ「天空の星、天王星を守護に持つ飛翔の戦士
セーラーウラヌス」


ﾈﾌﾟﾁｭｰﾝ「深海の星、海王星を守護に持つ抱擁の戦士
セーラーネプチューン」


ﾌﾟﾙｰﾄ「時空の星、冥王星を守護に持つ変革の戦士
セーラープルート」


ｳﾗﾇｽ「外部太陽系三戦士…新たな危険に誘われ」


「「「ただいま参上！！！」」」


『皆さん！？』


ｳﾗﾇｽ「久しぶりだな…セーラーアース」


ﾈﾌﾟﾁｭｰﾝ「ごきげんよう」


ﾌﾟﾙｰﾄ「そしてもう一人…」


ちびﾑｰﾝ「！？…あれは」


ｻﾀｰﾝ「沈黙の星、土星を守護に持つ破滅と誕生の戦士
セーラーサターン」


ちびﾑｰﾝ「ほたるちゃん…！！」


ｻﾀｰﾝ「…ちびうさちゃん」


ﾑｰﾝ「みんな…どうしてここに！？」


ﾌﾟﾙｰﾄ「サターンが貴方達の危険を知らせてくれたのです」


ｻﾀｰﾝ「セーラームーン…今こそ真の月の女王として
目覚めるのです！！
…みんなの心を一つに合わせて」






みんなが心を一つにしようとしたとき
何故かアースは力が発揮出来なかった





セーラームーンはみんなの力を借りて
エターナルセーラームーンに変身すると
敵を浄化させ倒すことが出来た





どうして自分だけ力が発揮出来なかったのか
アースは戸惑いと不安な瞳で両手を見つめていた












「(…捕まえた)」








第二話 End