Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その頃、闇の女王は鏡の世界の中で
静かに眠っていた
ネヘレニア「(素晴らしい静寂…時間も光すらも凍てつく世界
永遠の美しさを保つこの世界こそ
妾に相応しい場所なのかもしれぬ)」
「…高貴なる女王よ」
ネヘレニア「…誰だ」
「この狭い闇の中で貴方の美しさを留めておくのは惜しい」
ネヘレニア「…妾の安らかな眠りを妨げるお前は何者だ」
「貴方の願いを叶える者…とだけ言っておきましょう
」
ネヘレニア「…願いだと」
「…さぁその忌々しい封印を解き放って差し上げましょう」
ネヘレニア「封印を…っ…うぁぁぁぁ!?」
ネヘレニアは瞳を開けたとき
鏡の中ではなく東京の上空に浮いていた
ネヘレニア「ここは…!?」
するとピンクの光が天高く注ぎ込まれる
ネヘレニア「…何だあの光は?」
「御覧なさい…貴方の恨みはまだ晴らされておりません」
ネヘレニアの前に写し出されのは
忌々しい白き月のもの達
セーラー戦士達に
ピンクのお団子頭の少女
月の王女は愛する男と微笑み合い
それを優しく見守る地球の王女
ネヘレニア「ば、バカな!?…奴等は確かに地上に落ちたはず
生きておるはずがない…生きておるはずはないのだ!!」
「事実です」
ネヘレニアは振り返ると
ピンクのオーロラに向かい怒鳴り散らした
ネヘレニア「何が狙いだ!!妾の眠りを妨げだのは
こんな屈辱を味合わせる為か!?」
「知らぬ方がよかったと仰るのですか?
貴方を封印したものが生き延び平和に暮らしているのに」
ネヘレニア「…勝てなかったと言うのか、奴等には何一つとして」